バックオフィス業務のDX化を加速する新たな連携の誕生
株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワード クラウド個別原価』が、株式会社チームスピリットのクラウドサービスとの連携を開始しました。この連携によって、バックオフィス業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)が促進され、業務効率化が一層進むことが期待されています。
ユーザーの声に応える新機能
今回の連携で新たに登場する「工数連携機能」は、従業員の工数データをワンクリックで回収できる便利な機能です。これまで、他のシステムから工数データを集めるには、手間のかかるCSVデータのインポート作業が必要だったため、時間と労力を消費していました。しかし、今回の連携によって、データ変換や取り込み作業が不要になり、月次決算業務のスピードが大幅に向上。これにより、企業の内部統制を維持しながらも、業務フローが大きく改善されるでしょう。
「工数連携機能」の使い方
特に注目すべきは、使い方が非常にシンプルであることです。ユーザーは、『マネーフォワード クラウド個別原価』のサービス連携ページを開き、『チームスピリット』からの工数連携を実行するだけで、あとは自動的にデータが収集されます。この手軽さで、毎月の決算業務が劇的に楽になること間違いなしです。
効率化を実現する共催セミナー
連携に先立ち、2024年12月17日(火)にオンラインセミナーを開催します。タイトルは「チームスピリット×マネーフォワードが実現!SaaS・ソフトウェア企業の工数管理から会計処理を効率化」。登壇者には、株式会社チームスピリットの荻島将平氏と、株式会社マネーフォワードの土田巧氏が招かれます。このセミナーでは、実際の事例を交えながら、両社の連携による業務効率化の効果について詳しくお話しいただく予定です。参加は無料なので、ぜひお申し込みください。
サービスの特長
『チームスピリット』は、勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNSなどの機能が統合されたクラウドサービスです。これにより、出社から退社までのさまざまな社内業務が一元化され、個々の活動情報が集約される仕組みが整っています。さらに、モバイル対応も進んでいるため、どこからでも利用できる利便性も魅力。例えば、テレワークを実践している企業においても、従業員の勤怠や工数の管理を円滑に行うことが可能です。
また、『マネーフォワード クラウド個別原価』は、プロジェクトの工数管理から、個別原価計算まで網羅したシステムです。API連携により、他のサービスからのデータ集約も容易に行えるため、企業のニーズにも柔軟に応じる点がポイントです。これらのサービスが連携していくことで、企業のバックオフィス業務がより効率的に進行することが期待されています。
まとめ
新たな連携がもたらす業務効率化は、企業にとっては大きなアドバンテージです。これにより、従業員はより生産性の高い業務に集中することができ、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。今後も、マネーフォワードとチームスピリットの動向から目が離せません。