株式会社コミュニティネットワークセンター(以下、CNCI)は、エフセキュア株式会社が提供する『エフセキュア プロテクションサービス』を採用することを発表しました。このサービスは、ISP事業者向けのセキュリティソリューションであり、CNCIはこのソリューションを一括で調達し、今後5月からグループ局を中心に展開する予定です。
背景
昨年成立した「有害サイト規制法」により、2023年の4月1日からは子供向けのフィルタリングが義務化されました。これを受けて、CNCIはグループ局のインターネット接続サービス利用者に対するオプションメニューの一つとして、エフセキュアのサービスの導入を決定しました。これにより、インターネット利用時のセキュリティが一層強化されることが期待されています。
エフセキュアのサービス概要
エフセキュアは2001年からISP事業者向けのセキュリティサービスを提供しており、現在では43ヶ国で183の事業者がこのサービスを導入しています。また、日本国内においても既に17のISPがエフセキュアのサービスを活用しています。エフセキュアは今後も、多くのISP事業者との協業を通じて、プロテクションサービスの普及を図ります。
CNCIグループ局
CNCIのグループ局には、株式会社キャッチネットワーク、知多メディアスネットワーク株式会社、中部ケーブルネットワーク株式会社などがあります。これらのグループ局は愛知県内や岐阜県、三重県に複数存在し、それぞれ地域に密着したインターネットサービス提供を行っています。
CNCIとエフセキュアの今後の期待
CNCIは、エフセキュアのプロテクションサービスを通じて、ユーザーが安心してインターネットを利用できる環境を整備します。特に未成年者向けのフィルタリング機能は、子供たちの健全なインターネット利用を確保するために重要です。この取り組みにより、地域社会全体のデジタルの安全性が向上することが期待されます。さらに、CNCIは、今後も新たな技術やサービスを通じて、地域に貢献していく方針です。
会社概要
公式ウェブサイト:
CNCI Official
設立: 2000年2月1日
本社所在地: 名古屋市東区東桜一丁目3番10号
電話: 052-955-5161
代表者: 奥村博信
資本金: 2億9,308万円
公式ウェブサイト:
F-Secure Official
設立: 1999年5月
本社所在地: 横浜市西区高島2-19-12スカイビル23F
代表者: 桜田仁隆
事業内容: セキュリティ関連製品・サービスの販売。
このように、CNCIとエフセキュアの提携は、インターネット利用者にとって大きな意味を持つとともに、地域のインターネット環境の改善に寄与することが期待されています。