小学生向けの新しい学び「ナゾトク図鑑」
6月24日、TAC株式会社出版事業部から児童書「ナゾトク図鑑」が発売されました。このシリーズは、小学5・6年生を中心に、好奇心あふれる小学3・4年生にも対応した内容で、日常生活と結びついた「算数・理科・社会の面白さ」を広く伝えます。
学びのスタイル
「ナゾトク図鑑」は、子どもたちが自分の考えを持ち、世界の様々なナゾや疑問を探求できるような場を提供します。その舞台は「かしこくなる研究所」で、キャラクターたちと共に学びを進めていきます。例えば、ハカセが新しい知識を教えてくれる場面や、マナブとトモエが一緒に研究をする様子が描かれており、子どもたちは彼らと一緒に成長できるのです。
さらに、この図鑑は専門の監修者によって内容が厳選されており、「ナゾトク」ページや「かしこくなる研究所」ページを通じて、興味深いトピックが紹介されています。これにより、意識を高めつつも楽しみながら学習を進めることができるのです。
主なコンテンツ
算数のナゾトク図鑑
「ワクワク学んでかしこくなる算数のナゾトク図鑑」では、73のテーマと20のコラム、そして15の実践問題を通じて算数の楽しさを引き出します。例えば、なぜ三角や四角のマンホールが存在しないのか、AIの正体などに迫り、子どもたちの好奇心をくすぐります。
理科のナゾトク図鑑
「ワクワク学んでかしこくなる理科のナゾトク図鑑」では、86テーマと32コラムを収録し、ゾウの鼻の長さや流れ星の行き先など、日常生活に関連した疑問を掘り下げます。科学の楽しさを体験しながら、理科への興味を育てることができます。
社会のナゾトク図鑑
「ワクワク学んでかしこくなる社会のナゾトク図鑑」では、80テーマと25のコラムを通じて、人々の歴史や文化についての疑問を解き明かします。「ブラジルまで穴を掘れるか?」や「渋滞の理由は?」など、面白いテーマが満載です。
イラストと読解の工夫
この図鑑シリーズの魅力の一つは、親しみやすいイラストです。『あした死のうと思ってたのに』の著者、吉本ユータヌキさんが手掛けたイラストによって、視覚的にも楽しめる工夫がされています。また、全ての漢字に読み仮名が振られており、漢字の習熟度を気にすることなく、子どもたちは自由に楽しむことができます。
総評
「ナゾトク図鑑」はただの教育書ではなく、子どもたちが自分で考え、探求する力を育む手助けをする貴重な資源です。このシリーズを通じて、毎日の学びがよりワクワクするものとなり、未来の成長に大きく寄与することを期待しています。興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください!