『フォレストジン』登場
2022-04-27 10:00:23

100%木の酒『フォレストジン』がもたらす新たな森林体験

新しい形の木の酒『フォレストジン』を紹介



2022年4月27日、日本草木研究所から新たなクラフトジン『フォレストジン』が発表されました。この製品は、国内で未利用の木材を活用し、森林の美味しさをそのまま瓶詰めした新しいDrinkとして位置づけられています。

国産香木を100%使用


『フォレストジン』は、スギ、ヒノキ、ナラなど、国産の野生香木を使用したのが特徴です。厳選された7種の香木の中でも特に60%が間伐材で構成されています。木材の収穫は日本草木研究所が直接行い、山梨県、和歌山県、埼玉県、沖縄県など、日本の各地から集められた木材を原料としています。このようにして製造されたジンは、一般的なジンとは一線を画す芳香溢れる味わいを楽しむことができます。

環境に優しい経済循環の提案


日本の国土の約7割は山で占められていますが、木材自給率は41.8%にとどまっています。特に間伐材は市場に出ることが少なく、多くが放置されています。フォレストジンの製造においては、これらの間伐材の価値を見出し、フェアトレード価格での取引を実施。これにより、林業に従事する人々を支援し、日本の林業全体を活性化する循環を目指しています。

精神的なリラックス効果


また、フォレストジンには木から抽出されたフィトンチッドが含まれており、その香りには精神安定効果があるとされています。研究によると、木の香りを嗅ぐことでα波が増加し、ストレスを軽減して安眠を促す効果があるそうです。このように、ただ飲むだけでなく、心身のリフレッシュにも寄与するのが魅力です。

豊かな味わいと香り


商品は、大500mlと小100mlの2種類。まるで森林の中で深呼吸しているような感覚を味わえる、フレッシュかつ複雑な香りが特徴です。ヒノキの青い香りや、スギの芳香、そして特に高野山の霊木コウヤマキが引き立てる後味が絶妙です。商品は4月27日よりオンラインストアで購入可能です。

地域活性化と未来へのビジョン


日本草木研究所は、今後も木を利用した新たな商品や生活用品の開発を進める予定です。また、各地域の植生を生かした「生きた植物園」を構想しており、これを通じて地域産業の活性化を図ります。未来の食卓に日本の木々や植物が日常的に登場することを目指し、日々研究と実践を積み重ねています。

このように、『フォレストジン』は木の魅力を再発見させてくれるだけでなく、地域の経済を活性化し、さらには心身の健康をも改善する素晴らしい商品となっています。

会社情報

会社名
合同会社山伏
住所
東京都目黒区下目黒2-9-2
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。