ディッシュウィル、資金調達成功
2023-04-17 08:45:21
日本のアグリテック企業「ディッシュウィル」、シードラウンドで資金調達を実施。植物工場とプラントベースフードで未来の食糧問題解決を目指す
未来の食糧問題解決を目指すアグリテック企業「ディッシュウィル」の挑戦
東京都中央区に拠点を置くアグリテック・フードテック企業、株式会社ディッシュウィルが、独立系シードVCであるHAKOBUNEから資金調達を実施した。同社は植物工場で栽培した大豆などの穀物を用いたプラントベースフードの製造までを一貫して行う垂直統合型のビジネスモデルを展開。砂漠や宇宙空間でも食糧生産が可能なシステム構築を目指している。
垂直統合による革新的な食糧生産システム
ディッシュウィルの事業の特徴は、植物工場での栽培からプラントベースフードの加工、販売までを自社で行う垂直統合システムにある。「ゼロ to フード」をミッションに掲げ、独自の技術とノウハウを駆使して、持続可能で安定的な食糧生産システムの構築を目指す。その技術は、コンテナファーミング(商標出願中)と呼ばれる独自のシステムで、場所を選ばず食糧生産を可能にする。
世界を変える可能性を秘めたプラントベースフード
ディッシュウィルが製造するプラントベースフードは、海外でも高い評価を得ている。その品質の高さが、HAKOBUNEからの投資決定にも大きく影響している。HAKOBUNEは、ディッシュウィルの技術とビジョンを高く評価し、今回の資金調達を通じて、更なる技術開発と製品改良への支援を表明した。
代表取締役 中村明生氏のビジョン
代表取締役の中村明生氏は、食品業界での経験を活かし、日本の技術力を世界に発信したいという強い思いからディッシュウィルを創業。日本の技術力を活かし、世界で戦える分野として「食」に着目し、アグリテック・フードテック分野でのトップランナーを目指している。
未来への展望と試食会
今回の資金調達により、ディッシュウィルは技術開発、特許取得、製品開発・改良を加速させる。3年以内に、日本の技術力を用いて開発されたシステムを世界へ発信することを目指している。
メディアや投資家向けには、ディッシュウィル製品の試食会が開催される予定だ。その高い品質を体験できる絶好の機会となるだろう。
まとめ
ディッシュウィルは、革新的な技術と明確なビジョンを持って、未来の食糧問題解決に挑む企業だ。彼らの挑戦は、日本のアグリテック・フードテック分野のさらなる発展に大きく貢献し、世界に大きなインパクトを与える可能性を秘めている。今後の展開に注目したい。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ディッシュウィル
- 住所
- 東京都中央区日本橋富沢町4-10
- 電話番号
-
03-6824-1847