デンマーク発のアートポスターブランド、地域貢献と持続可能性の新たな取り組み

Project Nordの社会貢献とサステナビリティ

北欧デザインの伝統を重んじるアートポスターブランド、Project Nordが2018年にデンマークのコペンハーゲンで誕生しました。このブランドは、一時的なトレンドに流されず、しっかりとした北欧の価値観を基に、環境意識の高い社会づくりを目指しています。ここ日本でも、その素晴らしい取り組みが評価を受け、急速に成長を遂げています。

植樹による具体的な社会貢献

Project Nordは、ポスターを1枚販売するごとに苗木を1本植樹する活動を行っています。これはTreeNationというNPOとの提携によるもので、2019年4月からの約2年間で8000本の樹木を植えました。植樹が行われた場所はマダガスカル島、タンザニア、コロンビアなど、発展途上国を中心に広がります。この取り組みにより、約540トンの二酸化炭素を回収できるという成果を上げています。これは日本における一人当たりの年間二酸化炭素排出量の60人分に相当するのです。

環境配慮のビジネスモデル

Project Nordは、受注印刷方式を取り入れることで在庫の無駄を省き、また、現地印刷を行うことで輸送による環境負荷も軽減しています。これにより、デザインから販売に至るまで、各段階において一貫して環境保護を念頭に置いたビジネスを実践しています。

日本市場における展開

サステナブルな取り組みを重視するProject Nordは、日本市場でもその影響力を増しています。特に、ESG（環境・社会・ガバナンス）への関心が高まる中、環境や社会への貢献は企業の競争力の一部となっています。Project Nordの「Nord」は、北欧の価値観を尊重する企業のDNAを表す言葉であり、その姿勢を日本でも明確に示しています。

春のコレクションと北欧のデザイン

日本でも季節の移ろいを楽しむ人々に向けて、Project Nordは春にふさわしいポスターコレクションを発表しました。この時期は入学や職場の新生活が始まる季節でもあり、心弾むデザインが多く揃っています。「Biking Into Spring」や、「SPRING TULIPS」といった春のデザインが、楽しさや明るさを引き立てます。公式サイトでも新たなコレクションをチェックできるので、ぜひ訪れてみてください。