日本ハム、booost Technologiesとの連携によるGX推進
日本の食肉業界でのリーダーシップを誇る日本ハム株式会社は、booost Technologies株式会社が提供するサステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」を導入しました。このプラットフォームは、企業の持続可能性に関する各種データを統合的に管理するもので、GHG(温室効果ガス)排出量の見える化やカーボンオフセット機能を果たし、環境への配慮を促進します。
環境データの効率的な管理
日本ハムは、GHGの排出量およびその他の環境データを効果的にマネジメントし、一貫したアプローチで環境問題に対応。具体的には、化石燃料からのCO2排出量削減や、家畜由来の温室効果ガスの抑制に取り組んでいます。これにより、企業全体のGreen Transformation(GX)を促進する狙いがあります。
導入背景と必要性
ニッポンハムグループは、持続可能な社会の実現を目指し、「持続可能な地球環境への貢献」を重要課題として特定しています。このため、クラウドベースの一貫したマネジメントツールが必要とされ、その実現のためにbooostのプラットフォームを導入する決定がなされました。
booost Sustainability Cloudの特長
「booost Sustainability Cloud」は、企業自身とそのサプライヤーの持続可能性情報を管理するための統合型プラットフォームです。このシステムは、グローバルで80か国、180,000拠点で利用されている実績があります。GHG排出量、水資源の使用、廃棄物処理など、幅広い環境データを視覚化・分析・削減することが可能です。さらに、企業がグローバルな基準に準拠したサステナビリティプロジェクトを進められるよう、コンサルティングサービスも提供されます。
企業価値の向上を目指す
booost Technologiesは、企業のSX(サステナビリティトランスフォーメーション)を実現するための支援パートナーとして、日本のサステナビリティの変革を進めることを目指しています。特に、プライム上場企業への支援実績が豊富であり、その経験を活かし、企業の価値向上に貢献するためのサービスを展開しています。
企業プロフィール
会社名 | booost Technologies株式会社 |
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所在地 | 東京都品川区大崎一丁目6番4号新大崎勧業ビルディング10階 |
設立 | 2015年4月15日 |
代表者 | 青井 宏憲 |
資本金 | 1億円(2023年6月30日時点) |
事業内容 | サステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」の開発運営、サステナビリティコンサルティングサービスの提供 |
企業サイト | booost Technologies |
日本ハムとbooost Technologiesの提携は、食肉業界における環境意識の高まりを背景に、持続可能なビジネスモデルを構築する大きな一歩となるでしょう。今後、これらの取り組みがさらに広がり、企業全体の環境負荷を低減することが期待されます。