伝統と現代アートが交差する高千穂の新プロジェクト始動

伝統と現代アートの共演！Legends of Japan Project

宮崎県高千穂町で始まる「Legends of Japan Project」は、800年以上の歴史を誇る神事芸能『高千穂の夜神楽』と、現代を代表するアーティストによる新しいアートとの融合を試みる壮大なプロジェクトです。このプロジェクトは、伝説的なアーティストたちと共に、神話や伝統文化を現代の視点から再評価し、次世代に伝えていくことを目的としています。

プロジェクトの背景と目的

高千穂は、日本神話において重要な場所として知られ、天孫降臨の伝説が残る地です。ここで行われる夜神楽は、地域の農業や生活と密接に関わっている神事芸能であり、地域の人々にとって大切な文化の一部です。このプロジェクトでは、そういった伝統を現代のアート表現と掛け合わせ、新たな文化の形を創出することが狙いです。具体的には、天岩戸開きをテーマにしたパフォーマンスやライブペインティングを実施し、アートを通じて夜神楽の魅力を広めるイベントを企画しています。

初回イベントについて

イベントの初回は、2022年11月9日(水)19:00から宮崎県高千穂町の『農家民泊よどんやど』で開催されます。この場では、夜神楽の舞とともに、KENSUKE TAKAHASHI氏によるライブペインティングが行われ、完成したアートは高千穂にちなんだプロダクトとあわせて販売される予定です。アート作品は、地域のファンにとって唯一無二のアイテムとなり、売り上げの一部は地域に還元される形になります。

参加アーティストの紹介

プロジェクトには、横浜を拠点に活動する画家 KENSUKE TAKAHASHI氏と、アジア人初のDMCチャンピオン DJ KENTARO氏が参加しています。KENSUKE氏は、その緻密な描写力と自由な発想力で、多くの場面でアートを提供してきました。また、DJ KENTARO氏は、全ジャンルにおいて音楽を楽しむスタイルを大切にし、高千穂での表現を音楽と融合させる予定です。

高千穂の文化と地域の絆

「Legends of Japan Project」は、単にアートイベントに留まらず、地域との連携を強化する重要な試みでもあります。神楽の奉納を行う中畑神社神楽保存会の協力の下、地域の人々と共に伝統文化を支えていくことが期待されています。今後もプロジェクトを通じて、高千穂の魅力が広がる動きが続くでしょう。

このプロジェクトを通じて、多様なファンが出会い、文化交流が育まれるのが何よりの願いです。高千穂での新しい文化を共に体験し、楽しみながら次世代へと繋げていくことができるこの機会を、どうぞお見逃しなく！