灘高校生徒が未来を考える講演会で学ぶAIと経済安全保障
2025年4月4日、TMI総合法律事務所は、灘高等学校(兵庫県神戸市)の生徒約20名を招待し、講演会を実施しました。この講演会では、同校出身の弁護士・境田正樹氏がAIや経済安全保障、スポーツ政策といった現代社会における重要なテーマについて語りました。
灘高校は、各分野の第一線で活躍する方々と接触する機会を設けることで、生徒たちが将来について考えることを目的とした「東京合宿」を長年行っています。その一環として行われた今回は、法律の専門家である境田弁護士から、各種政策の具体例が示され、社会の最前線の動向とその重要性が生徒たちに伝えられました。
境田弁護士は、エネルギー政策やAIの活用、さらには災害対策など多岐にわたる話題を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)がいかに重要であるかを強調しました。特に、官民の連携が社会課題の解決に向けての鍵となることが、多くの実例を交えて説明されました。
参加した生徒たちは講演後、様々な感想を述べています。「これまでの弁護士は裁判のイメージしかなかったが、国の制度や産業の成長に積極的に関与できる可能性を感じた」という声や、バスケットボール部の生徒からは、「学生スポーツのマネタイズの話が印象深かった。データを活用して財源確保につなげるなんて斬新で、自分の進路を考える一助になった」とのコメントが寄せられています。
境田弁護士の講演は、法律に関わらず幅広い分野での知識を生徒たちに提供し、将来の社会の在り方に対して自ら考えるきっかけとなったようです。このような取り組みを通じて、TMI総合法律事務所は法律の専門性を活かしながら、社会に貢献することを目指しています。
また、TMI総合法律事務所は1990年に創立以来、国内外で675名の弁護士と99名の弁理士を抱える日本最大級の法律事務所となり、多様なニーズに応えられる体制を整えています。国内に7拠点、海外に19拠点を持つこの事務所は、企業や地域の密着型リーガルサービスを提供しつつ、常に新しい挑戦を続けています。特に、ベンチャー企業の設立支援や地方自治体とのデジタル化協定締結など、革新的な活動にも力を入れており、今後も新しい法律事務所の姿を模索し続けます。
将来の社会を担う学生たちに対するこのような取り組みは、法律専門家としての役割を広げるだけでなく、社会全体において重要な課題解決に寄与するものです。