2026年度第1四半期決算における持分法とレアアースの展望
2026年度第1四半期決算の概要と見通し
2026年度第1四半期決算の説明が行われ、取締役常務執行役員でCFOの三代川康雄氏が主な内容について解説しました。
決算のポイント
第1四半期の決算では、粗利率が国内および中国市場の案件においてチェンジオーダーやコスト見直しにより改善されたことが挙げられます。その結果、約5億円の一過性の利益が発生しましたが、それは全体の通期見通しには完全には反映されないとのことです。
通期見通し
2025年度の通期受注目標は1,700億円であるとし、すでに受注が進んでいる案件もあることから達成確度は高いとの見解が示されました。また、持分法の進捗は第2四半期から向上する見込みであり、新たに受注した2件の案件の収益計上もこの時期から開始される予定です。
今後の期待される動向
2026年度については、特にFPSOの案件に関して受注活動が進められていますが、来年度にどれだけの案件が獲得できるかはまだ不透明であるとのことです。
レアアースに関する取り組み
レアアースについては、国立研究開発法人海洋研究開発機構（JAMSTEC）からの委託業務として進行中です。具体的な技術面やスケジュールについては詳細は述べられませんでしたが、今後の動向には期待がかかります。
まとめ
今回の決算説明会では、一過性の要因や通期見通し、さらにレアアースプロジェクトに関する進捗についての情報が提供されました。今後、これらの情報に基づいて企業戦略をどのように展開していくのか注目です。
会社情報
- 会社名
- 東洋エンジニアリング株式会社
- 住所
- 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目1番地 幕張テクニカルセンター
- 電話番号
- 043-274-1000
トピックス（経済）
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