フィリップス、貴重な写真コレクションと日本をテーマにした時計オークションよりハイライト作品を東京で発表

世界的に有名なオークションハウスであるフィリップスは、日本の貴重な写真コレクションと日本をテーマにした時計オークションのハイライト作品を東京で発表することを発表しました。

この発表は、2024年7月2日から16日まで東京・六本木で開催されるエキシビション「フィリップスサマープレビュー」にて行われます。

写真コレクションのハイライトは、リチャード・アヴェドン、ロバート・メイプルソープ、ヘルムート・ニュートン、アーヴィング・ペン、アンディ・ウォーホルといった20世紀を代表するアーティストの作品群です。これらの作品は、ファッション業界で活躍する個人によって収集されたもので、ファッションとポップカルチャーの新しい時代の幕開けを象徴するコレクションとして注目されています。

展示される作品の中には、ヘルムート・ニュートンの「3pm in Bel Air, California」やアーヴィング・ペンの「Picasso (B), Cannes」など、時代を超えて魅力的な作品が数多く含まれています。

「TOKI（刻）」と題された時計オークションでは、日本市場専用に製造された世界の名門ブランドの貴重な時計や、日本のコレクターが所有していた貴重な時計、そして日本の独立時計師である飛田直哉氏や浅岡肇氏による唯一無二の作品が競売にかけられます。このオークションは、単なるオークションではなく、日本の時計の歴史と文化に対するオマージュであり、時計愛好家にとって必見のイベントとなっています。

フィリップスは、2016年に東京オフィスを開設し、2019年には六本木に新しいギャラリーをオープンしました。そして、今年初めには長澤貴子が日本戦略アドバイザーに就任し、日本の市場における事業開発を推進しています。

今回のエキシビションは、フィリップスが日本のアートシーンへの注力を示すものであり、今後ますます日本のアート市場の発展に貢献していくことが期待されています。