株式会社Wewillが東京支社を移転
いよいよ事業拡大を果たした株式会社Wewill(本社:静岡県浜松市、代表取締役:杉浦直樹)が、東京支社を新たにインキュベーションオフィス「SPROUND」に移転しました。この動きは、地域からのさらなる成長を目指し、全国各地にビジネスサービスを提供していくための重要なステップです。
移転の背景とは
Wewillは、静岡でバックオフィス運営サービス「コラボ」を提供し、急速に成長を遂げています。静岡県内の中小企業を中心に約80社がサービスを利用しており、事業の拡大は明らかです。2024年1月に東京支社を開設し、現在では東京の企業や団体からの導入が増えています。
東京支社の移転先である「SPROUND」は、品川インターシティA棟内にあり、アクセスの良さが魅力な場所。この移転は、地方から都心部にビジネスの幅を広げることを目的としており、今後の展開に期待がかかります。
インキュベーションオフィス「SPROUND」とは
「SPROUND」は、シード期のスタートアップを支援するために設計されたインキュベーションオフィスで、2020年9月に開業しました。日鉄興和不動産株式会社とDNX Venturesの共同事業で運営されており、B2B領域のスタートアップの成長を促進しています。この場で、Wewillは他のスタートアップと共に知識を共有し、成長のノウハウを互いに学ぶことができるでしょう。
「コラボ」というサービスの魅力
Wewillが提供する「コラボ」は、中小企業やベンチャー企業向けのバックオフィス運営をサポートするシェアリングサービスです。経理や人事、法務といった管理業務をWewillの熟練したエキスパートに委託でき、その結果、企業は自社の内部リソースを最適化することが可能になります。さらに、Wewillの代表である杉浦直樹は税理士としての専門知識を活かし、顧客に質の高いサービスを提供しています。
「コラボ」は、集約化・構造化・IT化を通じて中小企業とベンチャー企業の管理業務を効率化し、従来の社員負担の軽減にも寄与します。11月には新たにインボイス制度にも対応し、業務負荷を抑えながら変化に適応する柔軟性を示しました。
2024年1月の事業展開以降、東京に本社を置く企業への導入も進んでおり、サービス開始から約100社の導入を見込んでいます。これまで主に中小企業を対象にしていた「コラボ」ですが、最近では大企業や一般社団法人など、さまざまな組織にも広がりを見せています。
未来の展望
Wewillは、東京に本社を置く企業へのサービス提供を進めながらも、全国各地への進出を計画しています。その中で、熊本、高知、奈良をはじめとする地方都市でもサービス展開を行い、多様化するニーズに応えていくことが目標です。
これからもWewillの動向に注目し、彼らの挑戦がもたらす変化を見逃さないようにしましょう。