ファンケルが参加する新たな循環型プロジェクト「BeauRing」
株式会社ファンケルは、2025年10月から資生堂が始めるプラスチック製容器の循環型プロジェクト「BeauRing」に参画することを発表しました。このプロジェクトは、業界全体で連携し、使用済みのプラスチック容器を回収して再生することを目的としています。既に参加しているポーラ・オルビスホールディングスに加えて、ファンケルも参加し、さらにはシャネルも参画することで、より広範囲な資源循環の促進が期待されています。
BeauRingの特徴
「BeauRing」の特徴は、消費者にとっても非常に参加しやすい点にあります。使用済み容器の分別や中味の洗浄が不要で、手軽にリサイクルに参加することができます。ファンケルが参画することで、より多くの回収拠点が設けられ、便利さが向上します。これにより、生活者は化粧品を使いながら、前向きにリサイクル活動に参加できるようになります。そして、こうした取り組みを通じて、共にサステナブルな社会の実現を目指していくのです。
横浜市内の回収拠点
ファンケルは、横浜市内の直営店舗に「使用済みプラスチック製化粧品容器収集BOX」(BeauRing BOX)を設置し、使用済み容器の回収を行います。具体的には、以下の8店舗に設置予定です。
- - 横浜西口店
- - たまプラーザ東急店
- - そごう横浜店
- - 京急上大岡店
- - 西武東戸塚店
- - 横浜タカシマヤ店
- - ららぽーと横浜店
- - 横浜関内店
今回の参画により、従来から行っていた「FANCL リサイクルプログラム」での約29種のPET容器に加え、約660種のプラスチック製容器が回収可能になることから、大幅な品目数の拡大が見込まれています。なお、ガラスや金属が主原料の製品およびメイク雑貨は回収対象外です。
環境への取り組み
ファンケルの「FANCL リサイクルプログラム」は、2021年7月にスタートし、2025年8月末までに約127万本の化粧品容器を回収しています。多くの消費者からの支持を受け、プログラムの効果が認められています。
私たちの目指す「プラスチックが循環し続ける社会」を実現するため、ファンケルは今後も環境問題の解決に向けた取組みを継続し、参加しやすく、共感を得られる活動を展開していく予定です。より多くの人々がリサイクル活動に参加し、持続可能な社会づくりに貢献できるよう、努力を続けます。
詳細な情報や今後の展開については、公式サイトでの確認をお勧めします。公式サイトは
こちらです(2025年10月1日公開予定)。