ハイテクインターとペガトロンがMWC 2025に新たな5Gソリューションを展示
2025年3月3日から6日までバルセロナで開催されるMWC(Mobile World Congress)で、ハイテクインター株式会社と台湾のペガトロンが提携し、画期的なO-RANベースのローカル5Gソリューションを発表します。本展示会は、世界中の通信業界関係者が一堂に会する貴重な機会であり、両社の技術力と革新性が大きく注目されます。
産業ネットワークとローカル5G
産業用通信インフラが高度化する中、ローカル5Gネットワークの重要性が増しています。特に、従来の規模にとらわれない柔軟かつ迅速なネットワーク構築が求められる今日、このニーズに応えるため、ハイテクインターは台湾のペガトロンと提携しました。両社は、先進的な通信技術を融合させ、より高性能でコスト効率の良いソリューションを提供します。
統合型ソリューションの特徴
新たに提携したソリューションは、ハイテクインターのローカル5Gサーバーと、ペガトロンの最新の屋内O-RAN無線ユニットから構成されています。この無線ユニットは、厳しい産業環境でも導入可能なIP50準拠の設計が特長です。動作温度も50℃まで対応し、2CAおよびURLLCに対応した高性能な技術を備えています。
O-RANのメリット
O-RANは、ネットワークの柔軟性と効率性を向上させるためのフレームワークです。ハイテクインターは、これを基盤としてローカル5Gの導入のハードルを低減させることに注力しています。企業やエンドユーザーは、革新的でスケーラブルなネットワークソリューションを採用することが可能となり、これにより業界全体の進化が期待されます。
MWC Barcelona 2025での展示
ハイテクインターとペガトロンは、MWC Barcelona 2025の展示ブースにて、最新のローカル5Gソリューションを紹介します。具体的には、ハイテクインターは「Hall 6 B78」、ペガトロンは「Hall 5 A82」にブースを設けます。この展示では、実際に体験できるデモも行われるため、訪れた方々にとって大変興味深い内容となるでしょう。
会社の背景
ハイテクインター株式会社は長年にわたり、産業用通信ソリューションを展開してきました。特に、日本国内の政府機関や大規模な産業施設への提供実績があります。ペガトロンは、5Gラジオやネットワーク製品において世界的なリーダーシップを有し、通信業界における新たな革新を目指しています。現時点で両社は、5G通信の未来に向けて協力し合い、持続可能で効率的なソリューションを追求しています。
今後のビジョンとして、ハイテクインターは日本国内で特定の通信技術において首位を目指し、国際展開を進め、日本の産業界に貢献することを目標としています。
最後に
最先端の技術を「MWC 2025」でいち早く体験したい方は、ぜひこの機会に各ブースを訪問してみてください。これからの通信インフラの展望を一緒に見届けましょう。