JVCケンウッドが「APCO 2024」に出展
株式会社JVCケンウッドは、2024年8月4日から7日まで米フロリダ州オーランドで開催される「APCO 2024」に出展します。この展示会は、公共安全通信機器やサービスの大規模なイベントであり、業界の最新技術や製品が一堂に会する貴重な機会です。
中期経営計画「VISION 2025」に基づく取り組み
JVCケンウッドの中期経営計画「VISION 2025」では、無線システム事業を成長の牽引役と位置付け、特に北米市場に力を注いでいます。このイベントでは、公共安全市場の多様なニーズに応えるため、最新の業務用デジタル無線機や無線システムソリューションが紹介されます。
新たな製品ラインアップ
1. 業務用デジタル無線機「VM8000」
当社ブースでは、北米の公共安全市場向けの業務用トライバンド対応P25デジタル無線機“Viking”シリーズの新たな車載用フラッグシップモデル「VM8000」が展示されます。このモデルは、ポータブル機「VP8000」に続くもので、堅牢なプラットフォームを備えています。トライバンドであり、複数のデジタル無線規格に対応。これにより、警察、消防、救急などの相互通信が可能になり、幅広い用途での利用が期待されます。
2. システムソリューション「ATLAS™」と「StarGate™」
無線通信の信頼性向上のため、当社はP25対応レピーターシステム「ATLAS™」と、ディスパッチコンソール「StarGate™」を導入しています。ATLAS™は、P25規格に準拠しており、互換性のあるアナログシステムと接続して利用可能です。一方、StarGate™は高いユーザビリティを持つUI画面を介してディスパッチャーと通信を支援します。これにより、スムーズな相互通信が実現されます。
3. 多様なデジタル無線システム
当社はP25だけでなく、NXDN™方式やDMR方式に対応したデジタルレピーターも展開しています。これにより、公共安全市場の幅広いニーズにも対応しています。民間市場でも高評価を得ており、ユーザーの要求を満たすために最適なソリューションを提案しています。
4. IoT/AIソリューションの参考出品
展示ブースでは、いくつかのソフトウェアベンダーと共同開発中のIP通信を介したIoT/AIソリューションも紹介します。これにより、無線機が自動的に警報を発信し、異なるデバイスを一括制御できる新しい機能が実現されます。非常事態や災害時のスピーディーな対応を支援し、日常業務でも生産性が向上することが期待されます。
APCO 2024の詳細
「APCO 2024」は、公共安全通信分野の専門家や関係者が集まる場であり、様々な最新技術が紹介されるイベントです。
開催期間は2024年8月4日(日)から7日(水)、展示ホールは8月5日(月)と6日(火)のみオープンします。会場はOrange County Convention Center(米国フロリダ州オーランド)で、公式URL(
APCO 2024公式)で最新情報が公開されます。
JVCケンウッドのブース番号は1039ですので、ぜひお立ち寄りください。新製品や技術に触れる貴重なチャンスです。最新の情報と異なる場合もありますので、ご了承ください。
商標について
この発表に記載された会社名や製品名は、それぞれの商標または登録商標です。「Viking」「ATLAS™」「StarGate™」は全て当社グループ会社の商標です。また、NXDN™はアイコム株式会社とJVCケンウッドの商標です。