アニメ視聴を支えるVODサービス、その利用実態と人気作品を探る
アニメの視聴スタイルが変化している中、動画配信サービス(VOD)が主流として定着してきました。株式会社25が実施した調査によれば、約7割の視聴者がアニメ観賞にVODを利用していることが明らかになっています。この調査結果をもとに、アニメ視聴の実態や人気作品について詳しく見ていきましょう。
VODがアニメ視聴の主流に
2026年の調査では、アニメ視聴法として「動画配信サービス(見放題・都度課金)」を選んだ人が67.7%に達しました。この割合は、テレビの録画視聴(12.3%)や無料見逃し配信(11.7%)を大きく上回り、視聴方法が徐々にVOD中心にシフトしていることがわかります。特に、アニメ視聴を行うプラットフォームとしてのVODの重要性が急速に増しているのです。
人気ジャンルと視聴者の嗜好
好きなアニメのジャンルに関する質問では、「アクション・バトル」が59.0%と最も多くの支持を集めました。次いで「冒険・ファンタジー」が54.7%という結果となり、これらのジャンルは依然として高い人気を誇っています。また、「日常系・ほのぼの」といった癒し系の作品にも37.7%が支持を表明しており、多様な好みを持つ視聴者たちのニーズも反映されています。
視聴時間の傾向
視聴時間については、1ヶ月あたり1〜3時間未満のライトユーザーが35.3%を占め、全体の62.3%が月1〜5時間未満のプライムユーザーにとどまる傾向が見られます。アニメ視聴が日常生活の一部となっているものの、決して深く大規模に視聴する人ばかりではなく、その傾向はむしろライトな視聴を好む人々の増加を示しています。
原作重視の視聴スタイル
新しいアニメを選ぶきっかけとして最も多かったのは「好きな原作(漫画・ラノベ・ゲームなど)のアニメ化」で、67.0%がこの理由を挙げています。これは、ファンが既存の作品に愛着を持ち、ストーリーへの期待が大きいことを示しています。次いで「あらすじ・ストーリーが面白そう」(55.3%)や「続編・シリーズ作品」(55.0%)も支持を得ました。
今期のおすすめと来期の注目作品
今回の調査では、今期のおすすめアニメとして「葬送のフリーレン」が15.0%の票を集めて1位に。続いて「呪術廻戦」なども話題になっています。また来期以降の注目作品には「転生したらスライムだった件」が挙げられており、人気シリーズの続編への期待が高まっています。
結論
今回の調査結果から、アニメの視聴スタイルがVODの普及によって大きく変わったことがわかります。映画やドラマと同様、アニメもメディアミックス展開によって主要なエンターテインメントとなり、視聴者の嗜好や選び方に新たな変化をもたらしています。今後も動画配信サービスの進化に注目し、ユーザーにとっての最適な視聴体験を提案し続けていくことでしょう。