みらい翻訳、新機能「生成AI校閲」を発表
株式会社みらい翻訳(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鳥居大祐)は、法人向けのAI翻訳ソリューション「FLaT」に「生成AI校閲」機能を新たに加えたことを発表しました。この新機能は、高精度なニューラル機械翻訳(NMT)の結果を、生成AIを用いてより自然に整えるものです。
背景:翻訳の品質を向上させるために
ここ近年、生成AIを活用した翻訳が注目を集めている一方で、読みやすい翻訳文を提供する反面、誤訳や訳抜けといったリスクも併存しています。特に、契約書や技術文書など、正確さが求められる文章では、このような誤訳は業務に深刻な影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
ビジネスシーンにおいては、目的に応じて「正確さ」を重視する必要がある一方で、販促文やFAQ、メール文面などでは「読みやすさ」も求められます。このような文書内容に合わせて翻訳プロセスを最適化することが、効率的な情報伝達に繋がるのです。
「生成AI校閲」機能の詳細
「生成AI校閲」機能では、まずNMTを利用して原文に忠実な翻訳を出力します。さらに、ユーザー辞書を参照しつつ、必要に応じて生成AIが文を自動調整します。このプロセスにより、ユーザーは精度を保ちながら、より自然な表現に仕上げることが可能です。
具体的な特長は次の通りです。
1.
ON/OFFの選択:ユーザーは「生成AI校閲」をテキスト翻訳画面で簡単に切り替えることができ、「NMTのみ」あるいは「NMT+生成AI」を文書の目的に応じて選べます。
2.
後編集機能:生成AI校閲機能がOFFの場合、ユーザーはNMTによる翻訳結果を確認後、「生成AIで読みやすくする」操作を介して後編集を行うことができます。
3.
差分可視化:生成AIによる後編集の際、変更があった箇所は太字で表示され、確認がしやすくなります。
利用言語とセキュリティ
「生成AI校閲」機能では、日本語・英語・中国語間の翻訳が現在の対応言語となっていますが、将来的にはもっと多くの言語にも対応する予定です。
また、セキュリティ面についても十分に配慮されており、国内サーバーでのデータ保存や、ISO/IEC 27001の認証を受けているため、安心して利用できます。
今後の展望
今後、みらい翻訳は、生成AI校閲機能をさらに進化させ、多様なビジネスシーンで利用できるよう、機能改善や対応言語の拡大を図っていく予定です。AI技術を活かしながら、翻訳品質を向上させることで、日本企業の国際的なビジネス展開を支援し、生産性の向上を目指します。
具体的には、「FLaT」の一部が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究成果を基に開発されているため、最新の技術を取り入れた高品質な翻訳サービスを提供することが可能です。
株式会社みらい翻訳の目標は、言語の壁を越え、すべての人に同じ体験をもたらすことです。この新たな機能によって、さらに多くのユーザーに価値ある翻訳を届けることが期待されます。