次世代を担う子どもたちのためのサステナビリティ教育
2025年度から、茅ヶ崎市立の2つの小学校で「サステナトレセンProject」が始まります。このプロジェクトは、湘南ベルマーレと茅ヶ崎市との連携に基づいて実施され、持続可能な地域づくりの一環として展開されます。昨年度に引き続き、株式会社shikakeruと一般社団法人エシカル協会が新たに加わり、地域の次世代人材の育成が進められます。
プロジェクトの背景
「世界はたのしく変えられる」という合言葉のもと、地域のサステナビリティ人財を育成する教育プログラムが進行中です。この取り組みは、湘南ベルマーレの理念「夢づくり、人づくり」を基に、地域のSDGsやサステナビリティを推進する企業と市町、教育機関が連携しています。特に、地域の未来を担う「サステナプレイヤー」を育てるために、小学校の探究学習を活用し、地域の課題を解決する方法を学びます。
2024年度には、浜須賀小学校と東海岸小学校でこのプロジェクトが実施される予定でです。
教育プログラムの概要
「サステナトレセンProject」は4つのステップで構成されています。初めに子どもたちは、サステナビリティやSDGsの基礎知識を学ぶことから始め、その後、自分たちのアイデアを描き、企業と共にそれらを具体化し、最終的には実行に移します。子どもたちの創造性を引き出すこのプログラムは、地域支援の一環としても機能します。
ステップ詳細
サステナビリティや地域の課題への理解を深めます。
自由な発想で「住み続けたくなる街」のビジョンを描きます。
企業からのフィードバックを受け、アイデアを磨きます。
実際のアクションを通じて学び、地域貢献に挑戦します。最終発表は2026年1月下旬に予定されています。
エシカル協会との連携
この年度からエシカル協会の参加により、サステナビリティの観点からより深く教育プログラムが充実します。協会からは「エシカル・リーダー」の派遣や、地域企業と教師への研修も行われ、実践的な指導が行われます。特に、子どもたちのアイデアに対しても専門的な視点からアドバイスが行われる予定です。
過去の活動と未来の展望
前年度の活動では、実施校の学生たちが考案したアイデアを改善し、地域の実情に合わせた食育活動や販売会が行われました。特に、「サステナスポーツショップ」や「サステナカフェ」といった取り組みが成功を収めました。これらの活動は、地域での収益を上げつつ、環境にも配慮した模式を取り入れています。
2025年度は、子どもたちが自らの夢を描き、その実現に向けての一歩を踏み出すプログラムとして展開され、さらなる地域活性化に寄与することが期待されています。公式サイトやSNS、そしてホームゲーム会場などで最新情報が発信されるので、注目していただきたいです。
株式会社shikakeruとエシカル協会について
株式会社shikakeruは、スポーツを通じて地域の価値創造を目指す企業で、特に「サステナトレセンProject」の運営に取り組んでいます。一方、エシカル協会は、持続可能な社会の実現を目指し、エシカルなライフスタイルの普及に努めている団体です。これらの団体が力を合わせることで、地域に根ざした若者の育成が進むでしょう。
【取材希望者への連絡先】
報道関係の方は、ぜひこの取り組みを取材されることをお勧めします。ご興味がある方は、広報までご連絡ください。