ファンケル、全店舗に新たな接客サポートアプリを導入
株式会社ファンケルは、4月1日(火)から全店舗で新しい接客サポートアプリを導入することを発表しました。これにより、店舗スタッフはお客様の過去のカウンセリング情報や製品購入履歴を手元のスマートフォンで簡単に確認できるようになります。
導入の背景と目的
これまでは、スタッフが接客中に必要とする情報は、POSレジやタブレット端末、店舗のPCなどに散らばっており、参照に時間がかかっていました。この状況を改善するため、ファンケルでは約1,000人のスタッフにヒアリングを実施。得られた意見をもとに、お客様とのコミュニケーションに必要な機能を集約したアプリが開発されました。
アプリの主な機能
このアプリには、以下の重要な機能が搭載されています:
1.
過去の購入履歴: 直営通販及び店舗での購入実績が確認できる。
2.
カウンセリング履歴: お客様との過去の接客情報を参照でき、関係構築を促進。
3.
在庫確認機能: 自店舗だけでなく、他店舗の在庫情報も確認可能。
これにより、スタッフはお客様からの問い合わせに迅速に対応できるだけでなく、在庫確認にかかる時間も大幅に削減できます。
サービスの拡充
ファンケルショップは、これを機にリアル店舗ならではの体験価値を高めるサービスを提供することで、ブランドの情報発信基地としての役割を強化していきます。新アプリは152店舗に導入され、2025年3月時点での運用を目指しています。この新しい取り組みは、スタッフにとってもお客様にとっても、より良い接客体験をもたらすことでしょう。
まとめ
ファンケルの新しい接客アプリは、スタッフの業務負担を軽減しながら、より深い接客を実現するためのツールです。今後、アプリを通じて提供される情報により、お客様とのコミュニケーションが円滑になり、ファンケルブランドのさらなる価値向上が期待されます。これは単なるアプリの導入ではなく、ファンケル全店舗の接客力の向上を目指す大きな一歩と言えるでしょう。