経済的なグリーンモビリティに向けた新たな一歩
eMotion Fleet株式会社とインドネシアの大手財閥PT Triputra Energi Megatara(以下、Triputra)の間で、次世代テレマティクスデバイス「Geotab Go9」を活用した実証実験(以下、PoC)が開始されました。この取り組みは、「経済的なグリーンモビリティを現場から実現する」というミッションに基づいており、両社の強みを活かして、持続可能な物流の実現を目指します。
PoCの概要
この実証実験では、Triputraグループが運営する商用車5台にGeotab Go9を搭載し、2026年7月22日から2ヶ月間にわたりリアルタイムでの走行データの収集が行われます。従来のGPSシステムと比較して、Geotab Go9はより高度なデータ分析を可能にし、運行管理や環境配慮に貢献することを目的としています。
具体的なデータ取得
このPoCでは、運行中の各車両から以下のデータを取得・可視化します:
- - 燃料消費量
- - アイドリング時間
- - 車両故障コード(DTC)
さらに、CO2排出量を燃料法に基づいて自動算出し、その結果を通じて具体的な改善の余地を把握します。運行管理者は、Webプラットフォームを通じていつでもアクセス可能なデータを元に、持続可能な運営へのPDCAを推進できます。
重要な機能
- - リアルタイム位置情報と走行ルートの最適化
- - 燃料消費量とアイドリング時間の明示化、コスト試算
- - 故障コードの早期取得による予防メンテナンス
- - CO2排出量の自動算出と詳細なレポート生成
- - 600万台のGeotabグローバルビッグデータからの故障リスク分析
EV導入計画のシミュレーション
PoC期間中に収集したデータに基づき、Triputraの車両フリートをEVに切り替えた場合のCO2削減効果や燃料コスト削減、総保有コスト(TCO)の試算が行われます。インドネシアではEVの普及が急速に進んでおり、この取り組みを通じて現場データに基づいたEV導入計画に寄与する意義があります。
企業情報
PT Triputra Energi Megatara
Triputraはインドネシアの大手財閥で、石炭や農園、自動車、物流、エネルギーと多岐にわたる事業を展開しています。Triputraのエネルギー部門は、安定したエネルギー供給と包括的なソリューションを提供しています。
eMotion Fleet株式会社
一方、eMotion Fleetは「経済的なグリーンモビリティを実現する」という理念のもと、商用車のDXやデータ活用を支援するスタートアップです。日本およびアジア市場での商用EV導入に関する幅広い経験を活かし、持続可能な社会の実現を目指しています。
結論
eMotion FleetとPT Triputra Energi Megataraの連携により、次世代の物流システムが実現することが期待されています。この実証実験は、経済的なグリーンモビリティの推進だけでなく、持続可能な環境への貢献につながる大きな一歩と言えるでしょう。今後両社はこのPoC結果を評価し、さらなる推進計画を策定する予定です。