岸和田ダンジリ祭を描く映画『バッコン！』の主題歌に猫背のネイビーセゾン

神戸の夜を彩るネオンロックバンド、猫背のネイビーセゾンが2025年の夏に公開される映画『バッコン！』の主題歌を手掛けることが決定しました。この映画は大阪・岸和田の伝統的なだんじり祭をテーマにしており、祭りにかける人々の絆と再生を描いた感動的なストーリーです。「バッコン」というタイトルは、祭りが終わる際の伝統的な行事「抜魂式」に由来しており、深い文化的背景を持っています。

映画の企画と監督を務めるのは、岸和田出身の泉原航一監督です。彼は自身もだんじり祭に参加して育った経験を持ち、この作品を通じて文化の継承の難しさとその美しさを表現しています。主演には大阪出身の柳ゆり菜が抜擢され、皆が心を一つにして挑む祭りの魅力を見事に伝えるでしょう。

映画『バッコン！』は、2025年9月8日にユナイテッド・シネマ岸和田で先行公開されます。この日、映画とともに猫背のネイビーセゾンの新曲「MONOTARINAI」が初披露されることになります。この楽曲は、文化をつなげることの難しさを感じながらも、そこに深い思いを込めた力強いメッセージが特徴です。「MONOTARINAI」は、10月1日にリリース予定の3rdミニアルバム『ICE GLEAM』に収録されており、映画の公式YouTubeチャンネルではその予告編が公開されています。

また、主題歌発表に合わせて猫背のネイビーセゾンの新しいアーティスト写真も公開され、これからの活動に期待が高まります。バンドのメンバーであるおかともきは、「地元の祭りをテーマにした作品に関わることができて本当に嬉しい」とコメントしています。彼は映画を通じて文化を次世代に繋ぐことの重要性を伝えたいと語り、映画と音楽のコラボレーションが生む感動に心を躍らせています。

映画『バッコン！』は、観客が祭りの情熱や地域の絆を感じながら、音楽と共に楽しむことができる作品となるでしょう。バンドの新曲「MONOTARINAI」が、どのように映画の中で活躍するのか、大いに楽しみです。『バッコン！』の公式サイトやSNSでは、今後の情報が随時更新される予定なので、ぜひチェックしてください。

さらに、猫背のネイビーセゾンは今秋、全国ツアー「GLEMLiNS TOUR」を開催予定です。バンドの存在感を象徴するライブパフォーマンスが見られる貴重な機会となるでしょう。各都市でのチケットは、公式サイトで販売されていますので、興味のある方はお早めに購入をお勧めします。特に、彼らの音楽と映画のコラボレーションがどのような化学反応を起こすのか、多くのファンが期待を寄せています。

これからの映画と音楽の動向に注目しつつ、神戸から発信されるエネルギーに心を躍らせたいですね。