株式会社BizDBが世界の事業をデータベース化する「BizDB」α版をリリース

株式会社BizDBはこのたび、世界中の事業を網羅して検索できるプロダクト「BizDB」のα版をリリースしました。これにより、新規事業の開発やスタートアップの創造、M&Aの計画に役立つ情報を簡単に手に入れることが可能になります。現在、約1万6千件の事業がデータベースに登録されており、今後は2024年内に300万件、2025年には1,000万件にまで増やしていく計画です。

BizDBの基本機能

BizDBでは、世界中のプロダクトやサービス、製品に関する情報を先進的に検索できます。この機能は、新たなビジネスのアイディアを探している起業家や企業にとって欠かせないものとなるでしょう。特に、スタートアップや大企業など多様なビジネスモデルが網羅されており、ユーザーはフリーワード検索のワンタッチで求める情報にアクセス可能です。

AIを活用したデータの更新

「BizDB」はAI技術を取り入れ、常に最新の情報を提供しています。日ごとに数万件の事業データが更新されるため、ユーザーは変化の激しいビジネス環境のなかでも、最新のトレンドや事例を把握しやすくなります。

資金調達動向の把握

さらに、2024年夏にはスタートアップを中心とした資金調達状況やIPO、M&Aの情報も網羅される予定です。これにより、国内外の資金調達の動向を把握し、新たなビジネス機会を見つける手助けとなります。

BizDBのミッション

BizDBの使命は、新たなビジネス創出の環境を整え、日本経済を支えることです。世界中の事業やアイディアへのアクセスを提供することで、起業支援や新規事業設立を後押ししていく考えです。

直面する課題と解決策

現在、新規事業の企画やアライアンスの探求にあたり、情報が限られ、アイディアを見つけることが難しいという課題が存在します。社内に専門家がいない場合や、有効な情報が見つからないため、限られた情報の中で苦労する事例も少なくありません。BizDBは、これらの問題を解決するために世界中の事業を集約し、簡単にアクセスできる情報源として機能します。

加えて、情報収集にかかる時間が多大であることも問題です。他社や海外の事例を調査する際、時間と労力を要するケースが多く、BizDBはこの手間を省くために、豊富な事業情報を一元管理して提供しています。

また、海外の事例調査においては、言語の壁が存在します。英語以外の言語での調査は難易度が上がりますが、BizDBは様々な言語の情報を翻訳し、網羅的なデータベースを構築。これにより、言語の違いによる調査の難しさを軽減します。