Z世代のアルバイト事情に迫る！「マッハバイト」が最新調査を公開

Z世代のアルバイト事情に迫る！

リブセンスが運営するアルバイト求人情報サイト「マッハバイト」は、Z世代に特化した最新のアルバイト調査を発表しました。この調査は、若者の生活実態とアルバイトに対する姿勢を明らかにしています。

アルバイト収入に依存する大学生

調査によると、「アルバイトをしないと家計が厳しい」と答えた大学生は55.7%にのぼります。背景には、2020年から学生のアルバイト収入が横ばいであるのに対し、家庭からの仕送りは減少傾向にあることが挙げられます。さらに、2025年にかけて期待される消費者物価の上昇も、学生たちの経済的負担を増しています。

一方、高校生も同様の傾向が見られ、45.3%がアルバイトの必要性を感じているそうです。このような現状は、若者の生活費の大部分をアルバイトからの収入で賄っていることを物語っています。

アルバイトをする目的

Z世代のアルバイトの目的についても調査が行われました。高校生の69.2%が「貯金」を目的にアルバイトをしていると答え、次いで65.7%が「趣味や交際費用」が目的だとしています。

大学生の場合、家庭に余裕がある層は「趣味や交際費用」が70.7%で最も多く、続いて58.6%が「貯金」、家計が厳しい学生は「自分の生活費」のために働かなければならないことがわかります。特に、家計に余裕がない大学生の62.7%が生活費のために働いているというデータは、現代の若者の厳しい状況を反映しています。

理想と現実のギャップ

実際にアルバイトで得ている月収は、高校生で約39,899円、家計に余裕のある大学生で49,731円、余裕のない大学生では58,149円とされています。しかし、彼らが希望する月収は高校生で63,555円、余裕のある大学生で70,824円、余裕のない大学生で81,335円。このことから、Z世代は現在の収入に満足していない様子が伺えます。