企業家賞創設25周年記念授賞式、レジェンド大賞受賞者が決定

企業家賞創設25周年記念授賞式が開催

2025年11月18日（火）、株式会社企業家倶楽部が主催する「企業家賞創設25周年記念授賞式」が日本記者クラブにて行われることが発表されました。この式典は、志高く挑戦する企業家たちを讃える目的で設けられています。

企業家賞の意義と歴史

企業家賞は1999年に創立され、これまでに139名の受賞者が誕生しました。過去の受賞者には、日本のビジネス界をリードしてきた著名な企業家、ソフトバンクの孫正義氏やファーストリテイリングの柳井正氏などが名を連ねています。2018年の20周年記念大会では、レジェンド大賞として孫氏と柳井氏が受賞し、その功績が改めて評価されました。

25周年を迎える特別な年

今年の授賞式では、企業家レジェンド大賞として、ジャパネットたかたの創業者である髙田明氏と、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏が選ばれました。二人はそれぞれの分野で新たな価値を創出し、多くの人々に影響を与えてきました。

髙田明氏の業績

髙田氏は1948年長崎県に生まれ、父が経営するカメラ店に入社し、そこから自身の通販ビジネスを展開しました。特にラジオやテレビを通じた販売手法で、ジャパネットたかたを日本の通販業界のリーダーに育て上げました。2015年には、66歳で社長を引退した後も、講演活動を通じて多くの経営者に影響を与え続けています。

澤田秀雄氏の貢献

一方、澤田氏は1951年大阪府生まれで、80年にエイチ・アイ・エスを設立しました。彼は格安航空券を提供し、旅行業界に革命をもたらしました。さらにスカイマークエアラインズやエイチ・アイ・エス証券など、多岐にわたるビジネスを成功させ、企業家としての地位を確立しました。彼はまた、企業家賞の審査委員長を長年務め、その知識と経験を活かして若手企業家を支援しています。