2025年投資実態
2025-02-25 11:37:44

2025年投資家運用実態調査:人気の投資手法と口座選定の特徴

投資家運用実態調査(2025年1月度)



2025年1月度の投資家運用実態に関する調査結果が発表されました。調査はアドバイザーナビ株式会社によって、2024年12月27日から2025年1月10日の期間にインターネットにて実施され、425名が回答に参加しました。今回の調査では、日本株や投資信託などが人気の投資手法となっており、多くの投資家がさまざまな運用目的のもと、複数の証券口座を幅広く活用している様子がうかがえました。特に、取引手数料や商品ラインナップの重視が見られる傾向が明らかになりました。

投資経験年数の分布


研究の結果、投資経験が最も多いのは「1年〜3年未満」で、約18.8%の参加者がこのカテゴリーに該当しました。次いで「10年以上」が続き、ほぼ同率の18.6%でした。また、投資に関する期間が短い参加者も多く、6ヶ月未満や3年〜5年未満が18.4%で並ぶ結果に。これからの投資家層の動きが活発化していることを示しています。

投資目的の傾向


次に、どのような目的で投資を行っているかを尋ねたところ、最も高い割合で「老後資金を貯めるため」が70.4%となり、続いて「手元のお金を増やすため」が54.4%、安定した収入を目指す「定期的な安定収入を得るため」が23.8%という結果が得られました。老後資金への意識がさらに高まる中、多くの投資家がその準備に力を入れていることがうかがえます。

投資口座の利用状況


投資家が持つ投資口座については、55.1%が「1つ」を選び、28.5%が「2つ」と、全体的に少数の口座を利用する傾向が見て取れます。実際に取引で利用している口座でも、71.3%の人たちが「1つ」の口座を使用していることが確認されています。多くの投資家が特定の口座に集中する中、口座を選ぶ際には取引手数料(70.4%)、商品ラインナップ(32.2%)、口コミ・評判(24%)が重視されていることが明らかになりました。

利用している金融機関の種類


金融機関の種類に関する調査では、「ネット証券」が約85%という圧倒的な利用率を記録し、次いで「ネット銀行」が19.5%、「大手銀行」が5.9%となりました。特にネット証券の利用が顕著であり、今後もその人気は続くと考えられます。また、ネット証券で特に人気が高いのは「SBI証券」で62.1%、続いて「楽天証券」の50.1%と報告されています。

投資信託の選び方


投資信託に投資している人々を対象にした調査では、66.8%が「外国株式型」を保持しており、次いで「国内株式型」が45.4%という結果になっています。これは、海外市場への関心が高まっていることを示唆しています。さらに、投資信託の本数については、1本を持つ人が31.4%を占め、ほぼ同数が2本もしくは3本を保有しており、投資が広がりつつあることも感じられます。

資産運用を始めたきっかけ


初めての資産運用のスタート年齢に関しては、18〜24歳が最も多く24.5%を占め、次いで25〜29歳が21.6%という結果が出ています。投資を始めた理由には「NISAを利用するため」が37.2%でトップとなり、手元のお金を増やしたいというニーズが次いで23.5%と多く見受けられます。今後は、若年層の投資参加も進むことが予想されます。

まとめ


今回の調査結果からは、多様な目的での投資活動が進んでいることが伺えます。特に、老後資金の準備としての投資参加が多く、ネット証券の人気もこのトレンドに沿った形で強調されています。そして、一般的に若い世代を中心に活発な投資活動が見受けられる点が重要なポイントです。この変化は今後の経済にも影響を及ぼす可能性があり、注視が必要です。

今後の資産運用の参考に、さらなる傾向や詳細については、アドバイザーナビの公式サイトでの最新情報をご確認ください。


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