モニカ株式会社の新しい人事・組織支援ツール「Thomas」
モニカ株式会社が発表した「Thomas」は、現場ごとの優先課題を視覚化し、組織の変革をサポートする新しいツールです。このツールは、特に人事や経営者が職場の課題を把握しやすくすることを目的としています。「Thomas」は、組織評価ツール「Thomasサーベイ」と、組織の学習を促進する「リフレクションカード®︎PRO」から構成されています。この二つが連携することで、従業員満足度をはじめとした評価項目に基づいて、課題の可視化から具体的な改善策までを考案することが可能です。
組織変革を実現する「Thomasサーベイ」
従来、多くの企業が導入してきた360度評価や各種メンタルヘルスケアツールは存在しましたが、その結果を具体的な施策に結びつける独立したサービスは欠けていました。「Thomas」は評価と施策を強く結びつけることで、実現できなかった組織の変革を可能にします。例えば、評価をするだけでなく、導き出された結果に基づいて何を次にすべきかを明確にすることができます。
「様々な調査はしているが、データの活用方法がわからない」「従業員の理解を得られない施策しか打ち出せない」といった悩みを抱える企業にとって、「Thomas」は強力な味方となるでしょう。従業員エンゲージメントに関する各種指標をモニタリングし、それに基づいて適切な施策を提案することが可能です。
データサイエンスによる革新
このツールの主な魅力は、データサイエンスを駆使して客観的な分析を行う点です。「Thomasサーベイ」では、モチベーションやチーム力、風土と関係性、上司のマネジメントなど様々な要素を評価し、優先的に改善が必要な項目を提示します。データに基づいた施策立案が可能になるため、多様な課題を的確に捉えられるようになります。
リフレクションカードで品質向上
さらに、「Thomas」の機能はこのサーベイにとどまりません。「リフレクションカード®︎PRO」を使用することで、対話を通じた組織文化の醸成や学びの場の提供が可能になります。このカードはゲーム形式で親しみやすく、対話に不慣れなメンバーでも新たな気づきを得やすい仕組みになっています。組織内での対話を円滑に進められることは、変革を遂げる上で欠かせない要素です。
組織の多様性に応じたアプローチ
モニカ株式会社は、このツールの開発を通じて、組織内の多様な課題を把握し、それに基づいて個々のニーズに合った具体的な施策を提案することが重要であると考えています。ことに現場で発生する課題に対して、経営や人事の視点からだけではなく、従業員自身の視点が大切であるとされています。「Thomas」は、従業員の声を反映した変革を促進することで、多様な組織のニーズに応えるツールとなるでしょう。
提供開始情報
「Thomas」は2023年2月1日から、モニカ株式会社および提携パートナーを通じて販売が開始されます。企業の組織改革を実現するために、多くの企業で導入が期待されています。この環境を機に、今までの施策から脱却し、実際に効果を感じられる組織開発を進めるための第一歩を踏み出しましょう。
詳細情報は公式サイトをぜひご確認ください。
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