外国人旅行者分析
2026-06-11 14:29:18

訪日外国人旅行者の滞在先を例年のイベントに基づいて分析

訪日外国人観光客の滞在動向


株式会社ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』の利用データをもとに、訪日外国人旅行者の滞在先や時期に関する新たな分析が行われました。この分析は、2025年1月から12月の訪日外国人の月別滞在データを基に、市区町村ごとに集計され、この年に滞留が特に集中するエリアが明らかとなりました。

お祭りと花火大会の影響


特に目を引くのは、各地で開催される伝統行事である花火大会や祭りが、訪日外国人の来訪に大きな影響を与えているという点です。たとえば、新潟県の長岡市では、8月に行われる長岡まつり大花火大会の開催日に多くの観光客が訪れ、滞在が集中していることが確認されました。実際には、8月2日と3日の両日に滞在者数のピークがあり、会場周辺での滞在が多かったことがデータで明らかになっています。

同様に、茨城県の土浦市でも11月に開かれる土浦全国花火競技大会の日に多くの外国人が来訪したことが確認され、11月1日に滞在のピークがあることが示されています。これらのデータから、訪日外国人が花火大会を目指して日本を訪れていることが伺えます。

地域の祭りがもたらす観光


また、祭りにおいても顕著な傾向が見られます。大阪府岸和田市においては、毎年9月に行われる岸和田だんじり祭で外国人観光客が増加しており、特に2025年は51カ国からの観光客が訪れたとのことです。この祭りの開催日には観光客の滞在が明らかに増え、周囲の大阪市の観光スポットも訪れる動きが確認されています。

さらには、佐賀県の唐津市で11月に行われる唐津くんちのピーク時にも多数の外国人が確認されており、その周遊先として福岡市、佐賀市などを訪問している様子が見て取れます。他県と同様、唐津くんちに参加するために来日する外国人が目立ちます。

埼玉県の秩父市では、12月の秩父夜祭に際して訪日外国人旅行者が平常時の数を大きく上回っており、この祭りの開催に合わせて訪れる動きが強いことが分かります。

地域活性化を目指すナビタイムジャパン


ナビタイムジャパンのデータ分析チームは、持続可能な地域活性化に寄与することを目指し、様々なデータを用いて訪日外国人の動態を理解する手助けを行っています。今後も、観光イベントに連動した訪問動向を追跡し、地域の魅力を発見し続けることで、新たな観光戦略の立案に寄与していくことが期待されます。

このように、2025年の訪日外国人旅行者のデータからは、伝統的な祭りや花火大会が日本各地への観光に大きな影響を与えていることが示されています。これからの観光イベントがどのように外国人旅行者を惹きつけていくのか、ますます注目が集まります。


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