ホーチミン市交通大学での物流人材育成講義
令和8年7月30日、国土交通省はホーチミン市交通大学にて、物流人材の育成を目的とした「物流集中講義」を開催しました。この講義には220名の学生が参加し、実践的な内容や最新の物流技術について学ぶ貴重な機会となりました。
この取り組みは、2014年から始まった日ASEAN交通連携の一環として、公益財団法人SGH財団の協力で実施されました。物流業界を支える人材の確保が急務であることから、国土交通省はベトナムにおける物流マネジメント人材の育成に力を注いでいます。
講義内容と実施スケジュール
この講義は令和8年7月13日から7月21日まで行われ、以下の内容が盛り込まれました:
- - 国土交通省による日本の物流政策及びコールドチェーン物流サービスに関する講義
- - 佐川グローバルロジスティクスによる物流概論や実技演習(5Sを意識した業務改善など)
- - 学生によるラオスにおける新たな物流サービス提案に関するディスカッション
- - SG佐川ベトナムによる国際物流やベトナムの物流事情、さらに物流倉庫の見学
このような現場での学びは、将来の物流業界を担う彼らにとって有意義な体験となりました。「物流の授業で実際の業務改善や国際標準に触れることができてとても良かった」と、参加した学生の一人は語ります。
今後の展望
国土交通省は、ASEAN地域における健全な物流分野の発展を支援するため、物流人材の育成を今後も官民連携で推進していく意向です。物流業界の大きな変化に対応するため、アジア全体の物流環境を一層改善することが求められています。このプログラムはその第一歩であり、参加した学生たちの成長は今後の成果に繋がるでしょう。
ベトナムの物流業界は急成長を遂げており、質の高い人材育成が必要不可欠です。学んだ知識が将来の彼らのキャリアにどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたいと思います。さらなる発展を期待しつつ、この努力がベトナムの物流業界を一層発展させることを願っています。