子どもが風呂を拒否
2025-03-06 13:43:05
約60%の子どもが『お風呂に入らない』と主張する理由とは
近年、特に2024年に入ると、子どもの入浴に関するトピックが話題となりました。子どもたちが「お風呂に入らない!」と主張することは、育児中のママやパパにとって日常的な悩みの一つです。そんな中、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」が実施したアンケートが注目を集めています。
このアンケートでは、1,200人以上のママたちからの回答が集まり、60.9%のママが「お子さんが今日はお風呂に入りたくないと言ったことがある」と答えています。一方、「いいえ」と答えたのは39.1%でした。これにより、お風呂嫌いの子どもが多いことが、改めて明らかとなりました。
子どもが『お風呂を嫌がる』理由
アンケート結果から、子どもが入浴を嫌がる理由がいくつか挙げられました。その中でも特に目立った理由を以下に紹介します。
1. 面倒くさい:多くの年齢層、特に小学生や中学生から「入浴が面倒だ」と感じる声が多く寄せられました。特に、髪の毛が長い子どもは乾かすのが大変だという意見が目立ちます。
2. まだ遊びたい:幼児から小学校低学年の子どもは、「遊びを中断したくない」という理由でお風呂を拒否することが多いです。例えば、テレビやゲームを優先したいといった声が聞かれました。
3. 疲れている・眠い:中高生や幼児からは、疲れているためにすぐ寝たいという訴えも寄せられています。遊び疲れや眠気が入浴の妨げになっているようです。
4. 浴室が寒い・お湯が熱い:子どもたちからは、浴室が寒いもしくはお湯の温度が合わないとの声がありました。子どもと大人では快適に感じる温度差があるため、事前の温度調整が効果的です。
5. 顔に水がかかるのが苦手:特にシャンプー時に顔に水がかかることを嫌がる子どもたちが多く、克服するための工夫が求められます。
スムーズに入浴させる工夫
子どもたちがスムーズに入浴できるように、ママたちが行う工夫も興味深いです。例えば、「『汚いからね』と言うと入ってくれる」といった意見や、タイマーを設定して自分でお風呂に入る方法を導入している家庭もあります。このように、ゲーム感覚で入浴を促す工夫が効果を上げています。
子どもに心地よい入浴体験を
今回の調査から、約6割の子どもが「お風呂を嫌がる」ことがあるということがわかりました。その理由は年齢や環境によって多様であることも明らかになっています。お風呂の時間は親にとっては悩みの一つかもしれませんが、成長するにつれて自然に解決することも多いでしょう。また、成人後に再びお風呂嫌いが現れることもありますが、子どもの時期には親として「お風呂は心地よいもの」と伝え続けていくことが大切ですね。
アンケートの概要
このアンケートは、2025年2月1日から2日の間に実施され、1,222人から回答を得ました。回答者は子どもを持つ方や妊娠中の方々です。この調査方法はインターネットを通じて行われました。
「ママスタ」は、月間9.6億PVを誇る、妊娠・子育てに関する情報を提供する日本最大のプラットフォームであり、今後も子育てに奮闘するママたちへの寄り添った情報発信に努めていくとのことです。
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