BEV充電サービス実証実験
2023-09-08 11:00:02
トヨタ・レクサスBEV向け充電サービス実証実験開始!電欠解消で安心安全なEV生活を支援
トヨタ・レクサスBEV向け充電サービス実証実験開始
近年、カーボンニュートラルへの取り組みが加速する中、電気自動車(BEV)の普及拡大が期待されています。しかし、BEVの普及には、充電インフラ整備の遅れや、電欠時の対応といった課題も存在します。
この課題解決に向けて、あいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADグランアシスタンス、株式会社タケヒロレッカー、Bell Energy株式会社の4社は共同で、トヨタとレクサスのBEVユーザーを対象とした充電サービスの実証実験を開始しました。
実証実験の内容
本実証実験では、電欠時の迅速な対応と、充電ニーズの多様化に対応したサービス提供を目指しています。具体的には、以下の2つのサービスを提供します。
1. 電欠発生時の現場駆け付けサービス
従来、BEVが電欠した場合、最寄りの充電スポットまでレッカー搬送するのが一般的でした。しかし、この方法では時間と手間がかかり、ドライバーの行程変更を余儀なくされることもありました。
本サービスでは、Bell Energy社が開発したポータブルBEV急速充電器「Roadie」を使用し、電欠発生現場に駆けつけ、約10分の充電で約20km走行可能なだけの電力を供給します。これにより、レッカー搬送と比較して、復旧までの時間を約1時間短縮でき、ドライバーの負担を軽減できます。
2. 予約充電サービス
旅行先など、充電スポットがない場所でも、事前に充電を予約することで、サービスカーが指定の場所と時間に充電器を持ってきてくれます。これにより、BEVユーザーは充電切れの心配をすることなく、安心して長距離ドライブを楽しむことができます。
実証実験のメリット
本実証実験を通じて、BEVユーザーは以下のようなメリットを得ることができます。
電欠時の迅速な復旧
行程変更の最小化
充電スポットがない場所でも安心してBEVを利用可能
実証実験の概要
実施期間: 2023年9月11日~11月30日
対象車両: トヨタbZ4X、レクサスUX300e、レクサスRZ450e
対象ユーザー: 実証実験に応募したユーザーから抽選で約100名
実施エリア: 愛知県全域
急速充電器: Bell Energy社製「Roadie」
今後の展望
4社は、本実証実験で得られたデータとノウハウを基に、BEV充電サービスの更なる改善を行い、BEVの普及拡大とカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。BEVユーザーにとってより安心で便利な充電環境を提供することで、電動化社会の進展に貢献することが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
Bell Energy株式会社
- 住所
- 茨城県つくば市吾妻一丁目10番1号
- 電話番号
-
029-859-7897