スマサテとCOSOJIの新しい共同取り組み
スマサテ株式会社とCOSOJI株式会社は、2025年4月7日に退去から入居までのリードタイムを短縮する新しい取り組みを発表しました。この取り組みは、不動産管理における業務効率化と賃料の適正化を図るものです。
取り組みの背景
賃貸住宅市場では、原状回復や新規入居手続きに多くの時間とコストがかかるという課題があります。特に、賃料設定や工事、清掃の手配が適切に行われない場合、空室期間が長引くことが懸念されています。これを受けて、スマサテとCOSOJIは両社のシステムを連携させることにより、不動産管理の効率を高めるための取り組みを始めることになりました。
取り組みの概要
この取り組みでは、スマサテが提供するAI賃料査定機能とCOSOJIが提供する物件管理プラットフォームを活用します。具体的には、退去後の室内チェックをCOSOJIが実施し、その結果を元にスマサテで即時に賃料査定を行います。これにより、スムーズな原状回復を実現し、入居者に対して適正な賃料を提案することが可能となります。
このとき、入居までのリードタイムが大幅に短縮されるとともに、業者側でも賃料適正化が進むため、両社にとってメリットが多いと考えられています。さらに、2025年2月からは、不動産オーナー向けにスタートしたサービス『スマサテ for Owners』に続き、管理会社向けのサービスも強化されており、今回の取り組みはその一環でもあります。
今後の展望
今後は、管理会社の業務効率化を推進するだけでなく、リードタイム短縮と賃料適正化の更なる連携を進める計画となっています。これにより管理会社は多様な選択肢を持つことができ、それぞれのニーズに応じた様々な業務運営が可能になります。
スマサテ株式会社について
スマサテは、2015年に設立された会社で、全国の3,300社以上にAI賃料査定システムを提供しています。業界のDXを推進し、賃料査定から資料作成までの不動産関連業務の効率化を図っており、全国管理戸数ランキング上位10社の中で8社に採用されています。
COSOJI株式会社について
COSOJIは、不動産管理業務の流れを効率化するための特化型サービスを提供しています。全国30,000以上の施設で導入実績があり、受発注や工程管理、データ管理を一元化することにより、不動産管理の質を向上させています。ワンストップサービスと先進技術を駆使し、現場ドリブンでの業務改善に貢献しています。
今後、スマサテとCOSOJIの連携によって、不動産管理業界における効率化と賃料適正化がますます進展することが期待されます。