商船三井のダボス会議
2025-01-27 18:24:22

商船三井がダボス会議に参加し海運業界の未来を語る

商船三井がダボス会議で日本の海運業界に新たな展望を示す



2025年1月20日から24日の間、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)に、株式会社商船三井が日本の海運会社として唯一参加しました。今回の参加は4度目となり、商船三井は国際的な舞台で日本の海運業界を代表する存在として注目を集めています。

この会議では、同社の社長である橋本剛をはじめとする役員が、各国の政府関係者やビジネスリーダーたちと共に、日本の社会問題や国際情勢について議論を交わしました。特に、1月21日に行われたセッション「Japan Navigates Uncertainty」では、日本が直面する現状を分析し、貿易パターンの変化についての見解が示されました。橋本社長は「トレードパターンが変わることがあっても貿易量は減らない」と述べ、商船三井の今後の展望について前向きな姿勢を表明しました。

環境問題への取り組み



商船三井は、環境問題にも強い関心を寄せており、1月20日にはチーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSuO)の渡邉達郎が主催セッション「Carbon Removal Guides for Sustainability leaders」に登壇しました。ここでは、海運業界や日本企業が取り組むべき二酸化炭素の除去(CDR)について説明。商船三井は「BLUE ACTION 2035」という経営計画に基づき、2050年までのネットゼロ・エミッションの達成を目指しています。

さらに、執行役員のSuryan Wirya-Simunovicは、1月23日のDP World主催セッション「The Course Towards 2050 for the Shipping Industry」に出席し、国際海運の脱炭素化に向けた問題提起を行いました。これにより、商船三井の継続的な取り組みと今後の計画が明らかになり、持続可能な未来への意欲が感じられました。

商船三井のビジョン



商船三井は、環境戦略を同社の主要な戦略の一つに位置付けています。具体的には、クリーン代替燃料の導入やネガティブ・エミッション技術の普及を進めることで、ネットゼロ・エミッションの達成に向けた歩みを加速させています。これにより、国際的な期待に応え、海運業界の持続可能性を追求する重要な役割を果たしています。

商船三井のダボス会議への参加は、単なる出席にとどまらず、世界が直面する課題に対する積極的なアプローチを示すものであり、今後も注目される存在であることは間違いありません。海運業界の未来を切り拓くための挑戦は、これからも続くことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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