クロスキャットが新経営ビジョンを発表、2025年3月期の決算が過去最高に到達

クロスキャット、持続的成長を強調した決算説明会を公開

株式会社クロスキャットは最近、2025年3月期の決算説明会に関する動画を公開しました。この取り組みは、機関投資家やアナリストはもちろん、多くの個人投資家に対しても当社の業績や経営戦略を説明する機会となっています。動画は、こちらからご覧いただけます。

売上高と営業利益が過去最高を達成

説明会では、代表取締役社長の山根光則氏と、取締役常務執行役員の山下氏が登壇し、今年度の決算概況を詳しく解説しました。官公庁向けの受注が好調を持続しており、その結果、売上高と営業利益は共に過去最高を記録しています。これにより、クロスキャットは安定した成長が実現できていることが明らかになりました。

新経営ビジョン - 100年企業への道

特に注目すべきは、クロスキャットが策定した新しい経営ビジョンです。これにより「100年続く企業」を目指す方針が強調されており、変化する市場環境においても、持続的な成長を確保するための具体的な戦略が示されています。説明会では、コアビジネスであるシステムインテグレーション（SI）事業と、デジタルトランスフォーメーション（DX）事業の成長戦略についても触れられました。

経済環境における持続性

不確実性が高まる経済環境の中で、クロスキャットは高水準のバランスを考慮したキャピタルアロケーションを実施しています。これにより、リスク管理と収益向上を両立させ、将来的な成長基盤を着実に築いています。経済が不安定な状況であっても、事業としての持続的成長を遂げるための要素を強調する姿勢が伺えます。

カスタマーサクセスの追求

さらに、クロスキャットは「独立系情報サービス企業」としての使命を果たすために、提供価値の向上と顧客満足度の追求に取り組んでいます。この点において、関係会社であるクロスユーアイエス、クロスアクティブ、クロスリードと協力し合い、よりよいサービスを提供していく姿勢が示されています。顧客に必要とされる企業になることが、クロスキャットの最終目標となっているのです。