クラウド通訳活躍
2020-02-12 16:30:05

さっぽろ雪まつりで活躍した「クラウド通訳」の最前線をレポート

さっぽろ雪まつりで導入された「クラウド通訳」



昨年に続き、「第71回 さっぽろ雪まつり」では、革新的な通訳ツール「クラウド通訳」が公式通訳システムとして大活躍しました。このシステムは、英語、中国語(北京語)、韓国語、タイ語の4カ国語に対応しており、訪日外国人へのサポートを強化するために設計されています。必要な時にスマートフォンやタブレットから通訳を呼び出せるこの便利なツールは、通訳不足の問題や、翻訳機では対応が難しいコミュニケーションを円滑にします。

特に目を引いたのは、札幌駅前地下通路広場の「ユキチカ」会場に設置された雪まつり特注の雪だるまアバターです。通常のタブレット端末では通訳者の顔が映し出されますが、今回のブースでは雪だるまのキャラクターとともに会話が楽しめる仕掛けとなっていました。馴染みあるキャラクターの姿でありながら、実際にはプロの通訳者がしっかりとサポートしてくれるため、質の高い通訳が受けられます。

「クラウド通訳」の特長と利便性



「クラウド通訳」は人対人の交流を可能にしつつ、状況を適切に理解した上で通訳を行うため、ストレスを軽減する点が非常に評価されています。このシステムは操作が簡単で、専用アプリを立ち上げるだけで、必要な言語を選ぶことができます。これによって、通訳機に不安を感じる方でも、安心して利用できる前向きな環境が整えられています。

特に雪まつりでは、札幌駅前の地下通路「ユキチカ」に法人向けのブースが設けられ、クラウド通訳の導入を検討する企業が続々と訪れました。デモ機に触れることでその利点を実感する姿が多く見られ、実際の運用に結びつく期待も寄せられています。ある企業の担当者は、道内でのさらなる展開を検討していると語り、今後の広がりに注目が集まります。

多様な現場での活用実績



「つどーむ会場」でもクラウド通訳は大きな役割を果たしました。多くの子供たちで賑わうこのエリアでは、インフォメーションセンターや手荷物預け所にクラウド通訳が配置され、多言語の対応に努めています。通常は英語や中国語を話せるスタッフが常駐していますが、他の言語が必要な場面でも迅速に対応できるよう配慮がなされています。特に外国からの子供が迷子になる等の緊急時には、このシステムが大いに役立っているとのことです。

「クラウド通訳」は単なる非常時のツールではなく、札幌市内の百貨店や土産物店でも販促ツールとして導入され、観光客と店員双方のニーズに応える一助となっています。通訳の質を保ちながら、多様性に富んだコミュニケーションをサポートするこのサービスは、今後更なる発展が期待されることでしょう。

まとめ



さっぽろ雪まつりでの「クラウド通訳」の取り組みは、訪日外国人への配慮と地域活性化の素晴らしい例と言えます。多言語対応の推進とともに、今後の観光業界の発展に寄与していくことでしょう。これからもこのようなユニークな試みが続くことを願ってやみません。

詳しい情報は『クラウド通訳』の公式サイトをご覧ください: クラウド通訳サービスHP

会社情報

会社名
株式会社オプテージ
住所
大阪府大阪市中央区城見2丁目1番5号オプテージビル
電話番号
06-7501-0600

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