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ポーランド出身の画家、マテウス・ドロジンスキーの初個展が、2023年2月6日から2月22日まで銀座のギャラリー上田で開催されます。ドロジンスキーは、グラフィックデザインを学んだ後、アジアやヨーロッパの企業へアートワークを提供する一方、国内外のアートフェアでも高く評価されています。その背景には、彼が育った家庭環境や、日常的にアートに触れる機会があったことが挙げられます。

ドロジンスキーは兄がファッションデザイナー、姉が空間デザイナーというアーティストの家庭で育ち、幼少期から美術館や教会の作品に触れる機会に恵まれていました。彼は、レンブラントや中世宗教画の人物表現、および古代エジプトの動物を持つ神々の擬人化に強く惹かれています。その一方で、欧米のアニメーションやポップアートからも影響を受け、個性的な視点を作品に反映させています。

今回の個展では、ドロジンスキーが手がけた新作約20点が展示されます。それぞれの作品は、犬や猫をモチーフとした明るい色彩とユニークな構成が特徴で、動物たちを擬人化することで、見る人々に問いかけるような力強さを持っています。特に『On the moon』や『Miszek red』などの作品は、観る者に感情を呼び起こす絵画体験を提供します。

本展は、日曜日を除いて毎日開催され、オンラインでもPJ Arts Tokyoを通じて同時公開されます。アートに触れる貴重な機会を是非お見逃しなく。入場時間は11:30から18:30までで、アクセスは東京都中央区銀座6-4-7、いらか銀座ビル8Fです。詳細はギャラリーの公式ウェブサイトで確認できます。新進気鋭のアーティストの世界観に浸りながら、心に響くひとときを楽しんでください。

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