新たな和食フルコースの魅力
東京・西麻布に位置する「倭 wa」が新たに提供する創作自然和食フルコースが、健康意識の高い人々や訪日外国人の期待に応えています。近年、ビーガンやハラル、グルテンフリーといった食事制限が注目される中、このフルコースは全7品から成り立っており、6700円で提供されます(税サ別)。
コース内容
このコースは、季節の旬の野菜をふんだんに使用したメニューで構成されています。例えば、グリーンピースとたけのこのポタージュは、バターや生クリームを一切使用せず、味の引き算によって深い旨味を引き出しています。また、季節のお野菜の盛り合わせは、旨味の効いた野菜のソースにつけて楽しむことができます。
主な料理には、野菜だけで作られたパスタや、最高級米の混ぜご飯、さらには砂糖を使用しないキンカンのパフェも含まれ、ヘルシーでありながら満足感を持たせる内容です。そして、コース全体のカロリーも約400Kcalと、ダイエット中の方にも優しい設計となっています。
食へのこだわり
「倭 wa」では、調味料や添加物を極力使用せず、自然の素材本来の風味を生かすことを大切にしています。「引き算のお料理」を通じて、他の料理よりも少ない添加物で、料理の美味しさを最大限に引き出すというスタイルが特色です。このアプローチは、グルテンフリーやビーガン、ハラル食品が求められる現代の背景から生まれました。
ビーガン・ハラル市場の拡大
市場におけるビーガンやハラル、グルテンフリーの需要は急増しており、世界市場で1兆円を超える規模に達しています。そして、訪日外国人の中でベジタリアンは約5%にのぼり、その市場は400億円にも上ります。日本国内では、全体の約9.2%の人がベジタリアンであることが調査から明らかになっています。これらの背景を踏まえ、「倭 wa」は食事制限を必要とするすべての方々に向けた料理を提供しています。
開発者の想い
このフルコースの開発を手がけたシェフ、若松慎一郎氏は、フランスでの経験を活かし、料理は美味しさの楽しさを全人類共通のものだと考えています。「宗教や信条によって食の楽しみが削がれることは勿体無い」とし、和食を通じて美味しさと健康の両立を図ることに情熱を注いでいます。
代表の志
杉岡侑也代表は、SDGsの理念に基づいた健康消費の重要性を訴え、多くの人々に気軽に楽しめるヘルスケアフードを追求しています。彼は「健康と美味しさを共存させること」を目指し、様々なブランドを展開する計画を持っています。
未来への展望
「倭 wa」は、今後も健康と美味しさを両立した健康食ブランドを展開し、海外市場への進出も視野に入れています。その実現に向けて、全世界の人々が安心して楽しめる食文化を築いていくことを目指しています。
店舗情報
「倭 wa」は東京都港区西麻布に位置し、毎日18:00から23:00まで営業しています。美味しさと健康を兼ね備えた新しい和食フルコースを、ぜひ体験してみてください。
倭 西麻布 HP