ハッカズークが経団連に入会
株式会社ハッカズーク(以下、ハッカズーク)は、2025年1月1日付で一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会すると発表しました。これにより、ハッカズークは日本経済および社会における人的資本の重要性の認識を深め、さらなるサービス向上を図る狙いがあります。
ハッカズークの理念とサービス
ハッカズークは2017年に設立され、「退職で終わらない企業と個人の新しい関係を実現」をビジョンに掲げています。具体的には、アルムナイに特化したクラウドシステム『Official-Alumni.com』や、コンサルティングなどのプロフェッショナルサービスを通じて、企業の人的資本の活用をサポートしています。
アルムナイという概念がまだ認知されていない頃から、同社はこの領域での先駆者として市場を切り開いてきました。現在では多くの企業がアルムナイ関係の構築に力を入れており、ハッカズークのサービスが高く評価されています。この結果、同社は事業を急成長させており、アルムナイの重要性がますます広がっています。
経団連加入の目的
経団連に加入することで、ハッカズークは加盟企業との連携を強化し、日本経済全体での人的資本を活用した関係構築を推進する方針を示しています。また、経団連が掲げるデジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)の推進に伴う産業構造の変化にも対応しつつ、労働市場の円滑な移動を目指していく意欲を表明しています。
この動きは、国民生活の向上だけでなく、持続的な経済成長を実現するための重要なステップとなることでしょう。
経営統合とさらなる成長
また、ハッカズークは2024年10月には、エンジニアに特化した採用コンサルティングや業務代行を提供する株式会社レインと経営統合を発表しています。これにより、ハッカズークは新しい「入り口」と「出口」を創出し、「退職による損失をなくす」ことを目指します。
グループ化によって、より効果的に人的資本を活用し、日本経済の持続的な成長に寄与する具体的な施策を実施していく計画です。
経団連とハッカズークの役割
経団連は、日本の企業1,542社から構成される代表的な経済団体で、企業と地域の活力を引き出し、経済の自律的な発展に寄与することを目的としています。その一員となることで、ハッカズークはさらに多くの情報を得ながら、人的資本を活用した新たなビジネスモデルを提案していく予定です。
この新たな取り組みにより、ハッカズークはアルムナイの価値を最大化し、企業にとって欠かせない存在となることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。