メディア・リテラシー育成を目指す新アプリ『ふしぎの世界のリテディア』が登場！

メディア・リテラシー育成を目指す新アプリ

2025年7月30日、スズキ教育ソフト株式会社が教育クラウドサービス『edu-cube』に新たなアプリ『ふしぎの世界のリテディア』を追加しました。このアプリは、現代の子どもたちが必要とするメディア・リテラシーを育成するために特別に開発されました。

メディアに囲まれた子どもたち

現代社会は、情報技術や様々なメディアで溢れています。子どもたちは日々、動画やSNSなど多くの情報に触れて生活しています。しかし、それらの情報を正しく理解し、活用する力、すなわち「メディア・リテラシー」はますます重要になっています。『ふしぎの世界のリテディア』は、そうした必要性に応えるべく設計されました。

アバターで学ぶ楽しさ

本アプリは、子どもたちが自分自身のアバターを作成し、そのアバターを主人公にして物語を進めます。学習は約5分で区切られており、朝の学習や休み時間、家庭での勉強に簡単に取り入れることができるのも特長です。子どもたちは自分自身のキャラクターを通じて、楽しくメディア・リテラシーを身につけることができます。

提供される学習内容

アプリには、動画の撮影方法やその構成、視聴体験を豊かにするための表現方法、さらには「生成AIとの関わり方」といったテーマが含まれています。これにより、子どもたちは新しい情報技術に対する理解を深めることができるようになります。また、教員側では児童の学習進捗をモニタリングでき、授業の指導に役立てることが可能です。

セミナーの紹介

さらに、9月23日には『ふしぎの世界のリテディア』を活用するワークショップや中橋雄教授によるミニセミナーが予定されている「2025年度情報教育対応教員研修全国セミナー」が東京で開催されます。参加は無料ですが、事前申し込みが必須となっていますので、興味がある方は早めにチェックしてみると良いでしょう。

企業情報と今後の展望

スズキ教育ソフト株式会社は、浜松市に本社を置き、小・中学校向けの教育ソフトウェアを企画・開発・販売しています。メディア・リテラシー育成アプリの開発においては、日本大学の中橋雄教授が監修を行っており、教育現場における実践的なアプローチが期待されます。

今後も多彩な学習内容の追加が予定されており、子どもたちが自信を持って情報を扱える力を養う手助けを続けていくとのことです。これからの教育における大きな一歩として、アプリの展開に大いに期待が寄せられています。