バイエル薬品がニーズに応えたセミナーを共催
2024年8月22日、大阪市にて開催された第42回日本受精着床学会にて、バイエル薬品株式会社が共催したランチョンセミナーが注目を集めました。このセミナーでは、妊娠準備におけるプレコンセプションケアについての講演が行われ、特に妊活中の女性とその健康管理の重要性が強調されました。
プレコンセプションケアの重要性
セミナーでは、古賀文敏ウイメンズクリニック院長の古賀文敏先生が「生殖領域で考えるべきプレコンセプションケア最前線」と題して講演を行いました。アメリカにおける女性やカップルの健康とウェルビーイングを向上させる新たなアプローチとして、プレコンセプションケアの意義が説明されました。
特に、日本は低出生体重児が増加している先進国であるため、妊娠を意識する女性たちに向けて、きちんとした栄養摂取と生活習慣が必要であることが指摘されました。妊娠しやすい栄養と健康長寿を目指す栄養は異なること、葉酸の役割についても言及され、個々の遺伝子に合わせた栄養の重要性が示唆されました。
インターコンセプションケアの考え方
講演の中では、産後から次の妊娠までの健康管理を目的とした「インターコンセプションケア」も紹介されました。この概念は、妊娠前だけでなく、産後のケアも含めることで、女性の健康をトータルに支えるものであり、産後の身体をしっかりとケアする意義についても解説がありました。
森本義晴先生が座長として進行したこのセミナーでは、福岡市における早発卵巣不全(POI)の早期発見を目的とした行政の取り組みについても触れ、AMH検査の重要性を広める啓発活動の必要性が強調されました。
エレビットの展示とその役割
セミナーの後、バイエル薬品はエレビット®のブランド・製品を展示しました。妊娠の準備から出産後の1000日間における母体と子どもの栄養摂取の重要性を伝えるため、エレビット®の様々な製品が紹介されました。特に、妊活中の女性に向けて、妊娠前からの葉酸の摂取が推奨されています。
エレビット®は妊活・妊娠中の栄養補助を目的としたサプリメントで、妊娠に必要な12種類のビタミンや6種のミネラルが配合されています。このサプリメントは、妊娠に備える女性たちにとって、大切な栄養源となっています。
まとめ
今回のランチョンセミナーは、バイエル薬品が医療現場において重要な役割を果たしていることを示すもので、妊娠に向けた栄養管理の必要性を広く伝えることに貢献しています。今後も、エレビットを通じた妊活・妊娠サポートの情報が多くの人々に届けられることを期待しています。