脈々と受け継がれる癒しの絆
栃木県鹿沼市を拠点とする特定非営利活動法人(NPO法人)とちぎアニマルセラピー協会が、音声による新たな癒しプロジェクトへの第一歩を踏み出します。2025年9月27日から、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE for Social Good」において、セラピードッグの活動を広めるオーディオブックの制作を目指した資金を集めます。その目標は50万円。この革新的な試みは、6か月の制作期間を経て、栃木県内の図書館や地域イベントでの利用を予定しています。
プロジェクトの背景
これまでの活動を振り返ると、高齢者施設や障がい者支援施設、学校、そして図書館などでセラピードッグがどのように人々を癒してきたかを物語っています。心地よい犬との触れ合いは、孤独感や不安を軽減するだけでなく、喜びや安心感も与えてくれます。しかし、こうした体験を実際にすることができるのは限られた人々。そこで私たちは、「犬と人が共に歩む物語」をもっと多くの人に届けるため、オーディオブックの制作を開始します。
声がもたらす新たな体験
本プロジェクトでは、セラピードッグの活動が描かれたストーリーをナレーターが朗読し、スタジオで音響編集を施すことで心地よいオーディオブックを制作します。特に、文章が読みづらい方や視覚に障害のある方でも声を通じて心を動かされる体験ができることを目指しています。犬たちとのふれあいを想像させる「ぬくもり」や「呼吸のリズム」を言葉と音で表現し、リスナーに癒しを提供できる新しい形のセラピーを目指します。
制作へのこだわり
制作には約6か月をかけ、ナレーターによる朗読をもとにした素材を集めます。そして、聴きやすさを重視した音声編集を行った後、ブックレットやCDケースのデザインにもこだわり、物理的にも温かさを感じることができる仕上げを目指します。プロジェクトの進捗はクラウドファンディングの活動報告で随時お知らせし、2026年春には完成予定です。
活用予定
完成したオーディオブックは、栃木県内の図書館に寄贈され、地域の子供たちや高齢者、さらに不登校の子どもたちのための居場所づくりの場や地域イベントでの活用が見込まれています。これにより、セラピードッグとともに過ごす物語に関わる機会を増やし、新たなつながりを生み出すことを目指します。
クラウドファンディングの詳細
クラウドファンディングは2025年9月27日から約1か月間行われ、集まった資金は制作費用にフルに使用される予定です。また、支援者の方々には完成したオーディオブックをお届けし、感謝の気持ちを込めた報告も行います。
メディア展開
このプロジェクトは、2025年10月6日土曜日18時30分からBS TBSで放送される「いぬじかん」で紹介される予定です。放送の後はTVerやYouTubeでも視聴可能となります。
応援のお願い
このプロジェクトは、私たちだけの力では実現できません。セラピードッグとの素晴らしい関係を音で伝えるこの挑戦には、皆様のお力をお貸しください。小さな支援が未来の笑顔につながります。ぜひご協力をお願いし、一緒にこの癒しの輪を広げていきましょう。
お問い合わせ
NPO法人とちぎアニマルセラピー協会
担当:平澤剛
Email: info@iyashi-animalcom
TEL: 0289-65-4321