YASUMI WORKSとピクスタが資本提携、体験型店舗事業の未来を切り拓く

YASUMI WORKSとピクスタの資本提携

株式会社YASUMI WORKS（名古屋市）は、2025年10月にピクスタ株式会社（東京・渋谷）との間で資本提携を発表しました。これにより、YASUMI WORKSはピクスタグループの連結子会社として加わることになります。この提携は、創業から3年を迎えるYASUMI WORKSが体験型店舗事業を強化するための重要な一歩となります。

提携の目的と今後の展開

YASUMI WORKSは、体験型店舗事業を通じて全国で5店舗を運営中です。これらの店舗は、SNSマーケティングとリアルな体験を融合させた新しいスタイルを取り入れており、特に若い世代から高い支持を受けています。「楽しい場所を増やしたい」という理念のもと、名古屋の小さなテナントビルで始まったこの事業は、今後さらなる拡大を目指します。

ピクスタとの提携により、YASUMI WORKSはグループの資源を活用しながら、体験型店舗のモデルを広げていくことが期待されます。代表の中濱歩弓氏は、引き続き経営に関与し、企画やクリエイティブ展開をリードする役割を果たします。

中濱代表の思い

中濱代表は、創業当初から「街に楽しい場所を増やす」という理念に基づき、リアルな体験を提供してきました。「SNSだけでなく、リアルな場所でもワクワクできる体験を増やしたい」という想いを持ち、ピクスタと共に事業を拡大することに期待を寄せています。また、彼は名古屋の一部屋から始まった事業を、より大きなスケールで展開できる環境が揃ったと述べています。

古俣社長のビジョン

一方、ピクスタの代表取締役社長、古俣大介氏もこの提携について言及。中濱氏との出会いは約3年前で、様々な事業について意見交換を重ねてきたと語ります。中濱氏の優れた事業センスと実行力が、このタイミングでの提携を決定づけたと言及。今後、両社の協力によりさらなる事業拡大を図り、より多くのユーザーに“楽しい場所”を提供していく方針を示しています。