Bang & Olufsenが100周年を祝う特別モデルを発表
デンマーク生まれのハイエンドオーディオブランド、Bang & Olufsen(バング & オルフセン)は、2025年11月に設立100周年を迎えます。この節目に、ブランドの卓越した技術とデザインの伝統を象徴する特別限定モデル「センテニアル・コレクション」を発表しました。このコレクションは、過去100年にわたるデザインの進化とサウンドの美学を体現しており、ファンにとっては見逃せない内容となっています。
センテニアル・コレクションの概要
センテニアル・コレクションでは、Bang & Olufsenの代表的な3製品が現代のクラフツマンシップと過去のデザインディテールを融合した形で再解釈されています。これらの製品には、ワイヤレスヘッドホン「Beoplay H100」、ワイヤレススピーカー「Beosound A5」、そして「Beosound A9 5th Gen」が含まれており、それぞれがブランドの歴史を感じさせる独自の特徴を持っています。
CEOのKristian Teär氏は、"1925年の創業以来、時代を超えたデザインは私たちのすべての創造の中心でした。センテニアル・コレクションは過去を称え、現在を祝い、未来を見据えるものです。"と述べており、信念の強さが伺えます。
各製品の詳細
Beoplay H100 Century Brown
このフラッグシップヘッドホンは、没入感のあるサウンドとクラシックなデザインが特徴です。ドルビーアトモスに最適化されたチタンドライバーと先進的なノイズキャンセリング技術により、リスニング体験は新たな次元に達しています。デザインにおいては、Century RedのレザーとChestnut Brownの内装が見事に調和し、過去のアーカイブを尊重しつつ現代のセンスも取り入れられています。
Beosound A5 Century Weave
このポータブルスピーカーはWi-FiとBluetooth接続を備え、どこでも音楽を楽しめます。そのカバーには、特に1950年代のチェッカー柄スピーカーにインスパイアを受けたデザインが施されており、ペーパーラフィアが用いられています。ブラッシュドアルミニウムのフレームやCentury Redのストラップが、設計の完成度を高めています。
Beosound A9 Century Blue
言うまでもなく、Beosound A9はミニマルデザインと圧倒的な音質で知られています。Kvadrat製の特別生地で包まれたこのモデルは、80年代の美学を取り入れたチェック柄が特徴です。アニバーサリーロゴも施され、Bang & Olufsenの歴史と現代性を感じさせる一品に仕上がっています。
販売情報
これら3つのモデルは、10月22日より一部のBang & Olufsen正規店舗および公式オンラインストアで販売されます。ただし、Beosound A5 Century Weaveについては11月4日からの取り扱いとなります。希望小売価格はそれぞれ、Beoplay H100が272,000円、Beoplay A9が686,400円、Beosound A5が233,000円です。
DESIGNART TOKYO 2025への参加
さらにBang & Olufsenは、DESIGNART TOKYO 2025にも参加する予定です。六本木店では「Beolab 90」の特別仕様「Alchemy Edition」を中心に、様々なアイテムを展示します。このイベントは、音楽体験を通じて多くの来場者に感動を提供することを目的としています。
アニバーサリーイヤーにふさわしい、Bang & Olufsenの伝統を余すところなく体現したセンテニアル・コレクション。美しいサウンドとタイムレスなデザインを再体験できるこの機会をお見逃しなく。