初夏の風物詩、カリフォルニアポピー「バレリーナ」
国営ひたち海浜公園では、初夏の到来とともに約5.7万本のカリフォルニアポピー「バレリーナ」が色鮮やかに咲き誇り、訪れる人々を出迎えています。大草原西側花畑に広がるこの花畑は、今年特に注目されている品種であり、2025年5月31日から6月8日頃にかけて見頃を迎える見込みです。初登場となる「バレリーナ」は、そのフリル状の花びらが特徴で、優雅な姿はまるでバレリーナのチュチュのよう。クリームやアプリコット、ピンクの柔らかな色合いが重なり合い、訪れる人々に癒しをもたらしてくれます。
カリフォルニアポピーの歴史と魅力
カリフォルニアポピーは、アメリカのカリフォルニア州の州花として知られています。和名は「ハナビシソウ(花菱草)」で、花弁が四方に開く様子が日本の紋所「花菱紋」に似ていることから名付けられました。この花は明治時代の初期に日本に導入され、以来多くの人々に愛され続けています。最大60cmに達する草丈と4〜6cmの直径を持つ花は、初夏の草原に日差しを受けて艶やかに輝きます。
サイクリングを楽しむ絶好のロケーション
国営ひたち海浜公園は、約13kmのサイクリングコースが整備されており、訪問者は花畑を自転車で巡ることができます。「まつかぜサークル」や「ぴょんぴょんサークル」からは、サイクリングをしながらカリフォルニアポピーを心ゆくまで楽しめます。サイクリングの合間には、花畑の中にレジャーシートを敷いて、周囲の景色を眺めながらのんびりとした時間を過ごすのもおすすめです。
初夏のフラワーリレーが華やかに
カリフォルニアポピー以外にも、大草原周辺では初夏の花々が次々と見頃を迎えています。赤やピンクの花々が絨毯のように広がる「シャーレーポピー」や、青、白、ピンク、赤が揺れる「ヤグルマギク」、「アグロステンマ」など、さまざまな花が入れ替わるように咲き誇る姿は、季節の移ろいを美しく彩っています。
まとめ
国営ひたち海浜公園は、四季折々の風景を楽しむことができる魅力的なスポットです。春にはネモフィラ、スイセン、チューリップが、夏にはジニア、ヒマワリが、秋にはコキア、コスモスが、冬にはアイスチューリップが訪れる人々を楽しませてくれます。また、遊園地やバーベキュー広場、林間アスレチックなど、多彩なアトラクションも満載。カリフォルニアポピー「バレリーナ」の花々と共に、思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。空を見上げながら花の香りに包まれ、初夏の風を感じる、特別なひとときを楽しんでください。
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