書き損じハガキがもたらす小さな奇跡
私たちの日常の中に、無駄にしてしまうハガキがあることを知っていますか?年賀状や官製ハガキ、使わずにそのまま放置している方も多いのではないでしょうか。しかし、そのハガキが実は、大きな意味を持つ寄付になる可能性を秘めているのです。それが、NGOシェアの「書き損じハガキ寄付キャンペーン」です。
このキャンペーンは、2024年の12月から2025年の2月までの期間に行われます。目指すは5000枚の寄付。すでに3786枚のハガキが全国から集まり、温かいご支援が届いています。寄付されたハガキは、カンボジアや東ティモールの子どもたちの健康を支えるために活用されます。
ハガキの寄付が支援に繋がる仕組み
具体的に、寄付されたハガキはどのように役立つのでしょうか?寄付されたハガキを郵便局に持ち込むと、1枚6円の手数料で切手に交換できます。この切手は、活動に必要な通信費に充てられたり、金券ショップで現金化されて、シェアの活動費として使われたりします。2024年度には、ハガキを含む物品の支援が124万1041円に達し、これが活動を継続するための大きな支えとなっています。
2026年に向けた新たな挑戦
シェアは2026年には新たな活動国を加え、さらなる支援を展開する計画です。現在の活動国はカンボジア、東ティモール、日本ですが、4か国目の候補を調査中です。しかし、最近の年賀状離れや郵便料金の値上げが影響を及ぼす可能性もあります。それでも、私たちは諦めません。皆さまからの書き損じたハガキや未使用の切手などのご寄付が、母子の健康を守る大切な資源となるのです。
寄付の詳細とお願い
寄付していただきたいもの
- - 消印のない年賀状や官製はがき
- - 使用済み切手
- - 使わなくなったテレカやQUOカード(残高があれば対象)
- - 外国のコインや紙幣
これらのアイテムは全て寄付の対象となります。送付先はNGOシェアの支援者サービスまで、送料は元払いでお願いいたします。
シェアの活動について
NGOシェアは1983年に設立され、カンボジア、東ティモール、日本において健康と平和を全ての人に分かち合うための活動を行っています。特に、母子保健の分野で医療従事者としての支援や教育を進め、「いのちを守る人を育てる」という理念を実現するために、地道な努力を続けています。
具体的な活動
- - カンボジアでは、母子の健康増進を目指した離乳食教室を自治体と連携しながら運営しています。
- - 東ティモールでは、村の妊婦たちに対して、保健医療サービスのアクセス向上を目指した取り組みを行っています。
- - 日本では、言葉の壁を超え、外国人妊婦や母子に対して医療通訳サービスを提供し、必要な支援が受けられる体制を整えています。
あなたの一枚のハガキが大きな助けに
このキャンペーンを通じて、多くの方々からの温かいご支援をお待ちしております。無駄になりがちなハガキが、どれほどの人々の笑顔や生活改善につながるかを知っていただけたら幸いです。さあ、家にある1枚のハガキから始めてみませんか?