学生発!難民支援活動「M4R」が拡大中!
近年、世界的な問題となっている難民問題。日本でも、多くの難民の方々が暮らしています。そんな中、日本の大学生を中心に、難民支援活動「M4R(メニュー・フォー・レフュジーズ)」が注目を集めています。
M4Rは、大学構内の食堂で、難民の方々の故郷の味を提供する活動です。単に食事を提供するだけでなく、難民の方々の文化や背景を理解し、共生社会の実現を目指すことを目的としています。
2015年の春学期には、東洋英和女学院大学、関西学院大学、明治大学、国際基督教大学、立命館大学、聖心女子大学など多くの大学でM4Rが導入され、多くの学生が活動に参加しました。各大学では、寄付金の有無や金額、メニューの価格などが異なっています。
関西・関東でイベント開催!
今年、M4Rは活動の輪をさらに広げるため、関西と関東でイベントを開催します。
関西では、「なんみんSHOW~6.20~」と題したイベントが開催されます。立命館大学の諒友館で、M4Rのメニュー試食や、難民出身国の民族衣装を試着できるコーナー、ワークショップ、映像上映などが行われます。J-FUNユースK.G.、M4R、PASTELの3団体が共同で主催するこのイベントは、難民問題への理解を深める貴重な機会となるでしょう。
関東では、M4Rの立ち上げに関わった学生代表、テュアンシャンカイさんによる講演会が開催されます。明治大学和泉図書館ホールで開催されるこの講演会では、テュアンシャンカイさんが自身の経験や、M4Rに込めた思いを語ります。一般の方も参加可能ですので、難民問題に関心のある方はぜひご参加ください。
これらのイベントを通して、M4Rはより多くの学生や一般の人々に難民問題への関心を呼びかけ、支援の輪を広げていくことを目指しています。
全国展開を目指すM4R
JAR(Japan Refugee Association)は、全国の学生が自由に難民支援に関われる場としてM4Rを育てています。そして、M4Rを全国の大学に導入することを目指し、学生たちと共に活動を進めています。
大学食堂という身近な場所を通して、難民問題への理解を深め、共生社会の実現を目指すM4Rの活動は、今後ますます注目を集めていくでしょう。
イベント詳細
関西:なんみんSHOW~6.20~
日時:6月20日(土) 12:00-17:00(開場11:30)
会場:立命館大学諒友館B1 ロッソ
内容:M4Rメニュー試食、難民出身国の民族衣装試着、ワークショップ、映像上映
主催:J-FUNユースK.G.、M4R、PASTEL
お申込み:http://www.kokuchpro.com/event/refugees_620/
関東:講演会-難民イントロダクション
日時:6月24日(水) 18:15-19:45(開場17:50)
会場:明治大学和泉図書館ホール
内容:M4R代表テュアンシャンカイによる講演会
主催:明治大学M4R
お申込み:
[email protected](申込み人数、氏名記載)