シナネンファシリティーズとGreenphard Energyの新たな提携
シナネンファシリティーズ株式会社が株式会社Greenphard Energyと資本業務提携契約を結びました。これは、エネルギー・住まい・暮らしに関する総合サービスを提供するシナネンホールディングスの子会社であり、環境ソリューション事業に注力しているシナネンファシリティーズにとって、重要な発展となります。
業務提携の背景
シナネンファシリティーズは、空調設備を含む様々な住宅設備の設計・施工に力を入れています。一方のGreenphard Energyは、電力供給において最新のIoTやAIを駆使した先進技術を提供しており、電力需要者と供給者の双方にソリューションを提供しています。これにより、電気の使用を最適化するIoTユニットも設計しているため、両社のビジョンが合致しました。
この提携は、脱炭素化に寄与することを目指すシナネンホールディングスが運営する「seesaw」コミュニティへの参画を背景にしています。両社はリソースを効果的に活用し、空調や冷凍設備向けのIoTユニットの導入を促進することを決定しました。
提携の具体的な内容
本提携により、Greenphard Energyが持つインテリジェントIoT技術と、シナネンホールディングスのPPAスキームを組み合わせることで、法人向けの空調や冷凍設備の電力需給を最適化していきます。これにより、デマンドレスポンスを活用し、従来の機器を分散型エネルギー源として利用することが可能になります。このプロセスを通じて、電力需給の効率を最大化することを目指します。
さらに、シナネンファシリティーズは自己の施工ノウハウを活用し、Greenphard EnergyのIoTユニットの導入工事も効率的に行う計画です。
インテリジェントIoT技術の活用
Greenphard Energyの革新的な技術では、顧客が所有する冷凍庫や空調機器に制御端末を取り付け、リアルタイムでのデータ分析が可能です。これにより、時間帯や気温に合わせた電力使用が最適化され、バーチャルパワープラントを実現します。
脱炭素社会に向けた貢献
シナネンファシリティーズは、この提携を通じて、高度なインテリジェントIoT技術の浸透を助け、法人顧客の電力利用の最適化を図ります。さらに、脱炭素社会の実現に向け、持続可能な解決策の提供にまい進していく方針です。
シナネンファシリティーズのビジョン
シナネンファシリティーズは、エネルギーの未来を考え、環境に配慮した新しいビジネスモデルを展開しています。再生可能エネルギーやバイオ炭事業など、多岐にわたる事業を通じて、社会に貢献することが目標です。
この提携によって、新たな地平を切り開くシナネンファシリティーズとGreenphard Energyの挑戦に期待が寄せられています。