新刊『採用インストール』の紹介
株式会社採用戦略研究所の社長である郷戸理永氏が新たに著書『採用インストール』を発表します。この書籍は、11月16日、ザメディアジョンから発売され、採用難が続く企業に向けて、求職広告を単なる手段とみなすのではなく、その中身を掘り下げ、採用活動を根本から見直す重要性を訴えています。
採用難の現状
最近の厚生労働省の調査によると、2026年8月の有効求人倍率は1.18倍、新規求人倍率は2.06倍という数字が示されています。しかしながら、マイナビの調査では、2025年の中途採用を「厳しかった」と回答した企業がなんと80.6%にも達しており、採用活動は簡単ではないことが浮き彫りになっています。このような中、企業が取る手段と言えば、求人広告を増やすことが主流となっていますが、実はその先にある面接や内定後のフォロー、さらには入社後の定着に問題が潜んでいることが多いのです。
問題点の明確化
本書では、採用活動の問題を以下のように指摘しています。
1. 面接基準の不明確さ:面接官によって評価が異なり、応募者に不公平感を生じさせる。
2. 内定者フォローの不足:内定後のサポートが不足しており、内定辞退を引き起こす要因となっている。
3. 採用ノウハウの属人化:ノウハウが特定の担当者にしか言語化されておらず、担当者の異動や退職により失われる。
これらの問題点は、求人広告を増やすだけでは解決されないことが明らかです。
企業への提案
『採用インストール』では、「脱・求人広告」をテーマに、採用を企業全体にインストールする方法を提案しています。この概念は、単に広告をやめるのではなく、採用プロセス自体を社内に浸透させることを目指しています。
採用を安定させるためには、以下の3つの具体的な手法が必要です。
1.
採用の型の構築:何をするかを明確化した標準的な方法を構築します。
2.
教材の作成:なぜその方法が必要なのかを学べる教材を整備します。
3.
運用の仕組み:どのようにそれを継続して運用していくかの方法を設定します。
さらに、4つの領域(応募者の獲得、選考・面接、内定から入社、定着・離職防止)について、それぞれの課題に合わせた型を作り、少しずつ改善していくことが推奨されています。最初の一歩として、自社の状態を診断し、最も急募の課題に取り組むことが重要です。
おすすめの読者
この『採用インストール』は、経営者や人事担当者に特におすすめです。求人広告を出しても効果が出ない企業や、採用担当者の異動や退職に伴いノウハウが失われてしまうような企業にとって、その解決策が提示されています。
著者の意図
郷戸氏は、「求人広告を増やすだけでは採用力は向上しない」と述べています。実際、企業にとって、採用の背景やプロセスを見直し、効果的に運用することが求められています。この書籍がその第一歩となることを願っています。
書籍情報
書名:採用インストール
著者:郷戸理永
発売日:2026年11月16日
出版社:ザメディアジョン
定価:1,870円
ISBN-10:4862508987
ISBN-13:978-4862508980
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