関西のスタートアップを支えるウィッシュリストサービスの詳細

関西のスタートアップを支える新サービス「ウィッシュリスト」

NPO法人生態会（大阪市北区、理事長：アレン・マイナー）が、スタートアップを対象にした新たなサービス「ウィッシュリスト」を2025年4月より開始します。このサービスは、生態会のスタートアップ会員および過去に同会の取材を受けたスタートアップに限り利用可能で、企業が抱える具体的な悩みを専門家や支援者とマッチングすることで解決へと導くものです。

サービスの概要

「ウィッシュリスト」は、法律や会計、税務、知的財産に関する専門的な相談から、オフィス移転、広報・PR、ウェブサイト制作などクリエイティブな分野に至るまで、スタートアップのさまざまな悩みに対応します。スタートアップは専用のフォームを通じて自社の課題や希望を記入することで、最適な専門家や支援者とのマッチングが受けられる仕組みです。

料金体系について

- 初回の相談は無料
- 2回目以降の面談には、サポート料が発生するかどうかは、当事者間での合意に依存
- 相談内容によっては、専門家の紹介や事務局によるサポートも行う

このような仕組みにより、スタートアップは自社の成長を促進するための第一歩を踏み出すことができます。

背景と目的

関西地域には多くの可能性を秘めたスタートアップが存在します。しかしながら、人的リソースや専門的知見が不足しているため、成長の道が険しくなることも少なくありません。生態会では、これまで数多くの起業家との対話を通じて、「相談できる相手がいれば、もっと動きやすくなる」という声が多く寄せられてきました。

「ウィッシュリスト」は、そうしたニーズを受けて誕生しました。生態会には、弁護士や公認会計士などの士業専門家、PRの専門家、エンジニアといった職種の支援会員が多く在籍しており、信頼性の高いマッチングが期待できます。これは、他のサービスにはない生態会独自の特長です。

未来への展望

今後の計画として、サービス対象の拡大を順次行い、より多くのスタートアップとその支援者の間で信頼を築くネットワークの構築を目指しています。また、利用者からのフィードバックをもとに、イベントや多角的な支援活動の実施も検討しています。

生態会は、スタートアップが自身の可能性を最大限に引き出せるよう、引き続き尽力していきます。新しいサービス「ウィッシュリスト」のご利用を通じて、関西のスタートアップがさらなる飛躍を遂げることを期待しています。