参加型裁判演劇『極刑』長岡公演が開催決定
新潟県長岡市で、参加型裁判演劇『極刑』が2025年11月8日(土)に長岡リリックホール シアターで上演されることが決まりました。この演劇では観客自身が裁判員となり、実際の裁判を体験することができます。チケットは既にカンフェティで発売中で、興味がある方はぜひお早めにお求めください。
参加者オーディションも実施
また、演劇に出演するキャストを決定するオーディションも開催されます。このオーディションは長岡市内で行われ、参加者は演技経験がなくても応募可能です。応募締切は5月1日(木)です。果たしてどんな才能が発見されるのか、注目です。
ストーリー概要
この物語の舞台は新潟県長岡市で起きた実際の強盗殺人事件を基にしています。主人公である被告人・佐瀬研一は、借金に追われながらもかつての雇用主である堀川秀男に借金を申し込みますが、拒否されます。 desperateな彼は、深夜に堀川機械の事務所に侵入し、現金を奪おうとしますが悲劇が展開します。堀川とその妻、良子を殺害した結果、彼は裁判で死刑を求刑されます。果たして、あなたはこの裁判でどのような結論を導き出すのでしょうか。
参加型裁判演劇の魅力
参加型裁判演劇『極刑』では、観客全員が裁判員として参加できる体験が待っています。観客は実際に舞台上の被告人や証人に質問をすることができ、その質問により裁判の流れが大きく変わる可能性も秘めています。観客はその日の進行と判決を共同で決定し、この独自の体験を通じて法廷という特異な空間を感じることができます。
また、参加者のスマートフォンを通じてリアルタイムで意見交換ができるのも大きな特徴です。他の観客の考えや感想に触れる中で、自分自身の見解を深めることができる機会ともなります。
裁判員制度について
この演劇の背景には、日本の裁判制度の一環として2009年に始まった裁判員制度があります。この制度は、市民が重罪裁判に直接参加し、被告人の有罪・無罪や刑罰を判断することが求められる制度です。最近では、18歳以上の高校生も裁判員の対象となり、より多くの人々が法に関心を持つことが期待されています。
このように『極刑』を通じて、裁判員制度の意義を再認識し、より多くの人々に法についての興味を持ってもらえることを目的としています。
過去の公演体験者の声
過去に参加した観客からは、「死刑について深く考えさせられる時間だった」「自分の意見が判決に影響を及ぼすかもしれないという緊張感があった」といった感想が寄せられています。こうした体験は、裁判に対する理解を深める大きなチャンスとなるでしょう。
公演の詳細
- - 公演日: 2025年11月8日(土)
- - 会場: 長岡リリックホール シアター(新潟県長岡市千秋3丁目1356番地6)
- - チケット料金: 一般¥4,000(当日¥5,000)、学生¥3,000(当日¥4,000)
- - オーディション日時: 5月10日(土)
【主催】『極刑』長岡公演実行委員会
【企画・制作】一般社団法人リーガルパーク
興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックして、チケットの購入やオーディションの応募をお忘れなく!
公式ホームページ
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