瀬尾まいこの初絵本がついに登場
2024年9月17日、著名作家の瀬尾まいこさんが初めて手掛ける絵本『100ねんごもまたあした』が刊行されます。この作品は、未来への希望をテーマにした『100年後えほん』シリーズの第1弾です。
100年後の未来を描く
「100年後」というテーマは、私たちに様々な想像を促します。便利な未来や、ロボット、タイムマシン、さらには空を飛べる靴など、子供たちの想像力は無限です。しかし同時に、私たちが抱える不安や疑問も浮かび上がります。この絵本は、そうした未来に対する思いや恐れを和らげることを目的としています。
『100ねんごもまたあした』では、授業で描かれた100年後の世界がメインテーマ。子供たちが自由に未来を描く中で、突如現れた謎の子供から「未来をなんだと思ってるんだよ」と問いかけられるシーンは、私たちに未来について深く考えさせる瞬間です。
瀬尾まいこさんの思い
「100年後を考えると、驚くような変化がなくても、楽しませてくれるものがたくさんあると思います。」と、瀬尾さんは未来への希望を語ります。また、絵本を書くこと自体が初めての挑戦であったものの、クリハラタカシさんの絵が加わるごとに作品が生き生きとしていく感覚を味わったそうです。読者にも同様の楽しみを味わってほしいという願いが込められています。
イベント情報
新刊発売を記念して、全国各地で多様なイベントが開催される予定です。サイン会やワークショップ、トークイベント、パネル展など、多彩な企画が用意されており、ファンにとって見逃せない機会となることでしょう。詳細については、岩崎書店の公式サイトでご確認ください。
岩崎書店公式サイト
100年後えほんシリーズのラインナップ
今後展開される『100年後えほん』シリーズには、以下の作品が予定されています。
- - 『400年後の彼ら』(仮)
- - 『うちゅうじんに なる み』(星野智幸作、nakaban絵)
- - 『ぎんいろせいじん、100ねんごはどんなところ?』(藤野可織作、ゴトーヒナコ絵)
- - 『はなれてみれば』(道尾秀介作、しりあがり寿絵)
これらの作品も、瀬尾まいこさんの絵本と同様に、未来というテーマにどうアプローチするのか、大いに興味が沸く内容です。
書籍情報
- - 書名: 100ねんごもまたあした
- - 作: 瀬尾まいこ
- - 絵: くりはらたかし
- - 出版社: 株式会社岩崎書店
- - 価格: 1,870円(税込)
- - 発行形態: A4判
- - 発売日: 2024年9月17日
この絵本は全国の書店やネット書店で購入可能です。
公式販売ページ:
新たな未来を描くこの作品が、子どもたちにとってどれほどの刺激となるのか楽しみです。未来への希望を再確認するきっかけとなることを期待しましょう。